2016年春の植樹についてのご報告
あと少しでさくら並木ネットワークの今年の春植樹が始まります。
2月12日の気仙沼市本吉町高地区の植樹会を皮切りに4月下旬頃まで、福島県、宮城県、岩手県の三県にまたがり、植樹活動を行います。
今年の春植樹の傾向は、昨年に比べ高台移転地や災害公営住宅の植樹が多くなってきたことでしょうか。被災地域の植樹依頼も相変わらず多いですが、移転地の町つくりの一環としての植樹が増えつつあります。
しかし町つくりの植樹が多くなってきておりましても、被災地域の皆様が解決しなければならない問題はまだまだ山積しております。
また地域によっては町つくりの一歩さえ見えないところもあります。
私達は桜植樹を通じ、ご縁の合った地域の皆様と友情を育み常に寄り添っていければと考えております。
また春植樹のボランティアも近日募集いたします。
- 桜植樹を通し被災地域の今現在を知りたい。
- 地域の皆様とともに、東北の復興と発展を願いたい。
等、想いをお持ちの方がいらっしゃいましたら、お手伝いしていただければと思います。
桜基金の状況とご協力のお願い
今年の春の植樹スケジュールを調整中ではございますが、今年はご協力・ご参加をいただいている”桜基金”を上回る本数の、桜の植樹のご要望を被災地の方々より承っております。
当会の桜基金は、
- さくらの苗木のみの 桜基金A
- 桜の苗木の根元に石版のネームプレートを設置する桜基金B
上記2種類から、お選びいただけます。
桜基金Aは植樹した地域を、桜基金Bは、植樹した桜の苗木の写真と植樹地の住所・緯度・経度・地図URLを記載した”植樹報告書”をお送りしております。
震災より5年。記憶の風化が危惧されている現在。
東北の地に咲き誇る桜が、この大きな災害・津波を未来に伝承してくれます。
皆様のご参加・ご協力を心よりお待ちしております。