4月3日(土)に福島県相馬市の常法寺並びに諏訪神社にて桜の植樹を行いました。
天候にも恵まれ少し汗ばむくらいの気温でしたが常法寺のご住職と諏訪神社の氏子の皆様と合計8本の江戸彼岸桜の植樹を行いました。
皆様は当日朝6時から春大祭の準備でのぼり旗を上げるなどの作業の後にご参加頂きました。
ここ常法寺さんは東日本大震災の津波が到達した地点にあります。震災後はご住職が自費で慰霊の観音様や津波到達地点を伝えるための石碑を建立してこられました。しかし、一昨年の台風の際にご自宅が床上浸水の被害に遭われてしまいました。
現在再建中ですが先日の地震被害の復旧ため大工さんや瓦職人の方が忙しく作業がなかなか進んでいません。瓦を葺く作業も途中で止まっていましたが、ご住職は被害に遭われた方を優先しているのでのんびり完成を待っていると話されていました。
今回は「ガーデンシティークラブ大阪」さまのご支援により桜の植樹と新たに津波到達地点を伝える石碑を建てさせて頂くことができました。東北の桜も例年にない速さで開花や満開を迎えました。
コロナ禍が落ち着き東北の春を満喫して頂ける日を楽しみに待ちたいと思います。