8月30日。2か所同時に行ったメンテナンスと石碑の設置。
現在さくら並木ネットワークでは桜のメンテナンスとともに、全国の支援者様の石板や石柱の設置作業に入っております。
石巻市北上町十三浜地区のにっこりサンパーク集団移転地にて石柱設置を行い、お二人のボランティアさんにご協力していただきました。
ありがとうございます。
石巻市北上町十三浜地区・にっこりサンパーク集団移転地
にっこりサンパークは地域住民の健康とスポーツの振興を目的に設置された施設ですが、2011年3月11日の大津波により北上町が壊滅的な被害を受けたため、北上町の住民159世帯が住む仮設住宅が建てられ今に至っています。
現在はにっこりサンパークの奥にあった小山を削り、北上町住民さんの集団移転地として造成工事中。
その集団移転地の一番奥に谷がありそこを将来桜が楽しめる場所にしようということで、昨年の12月に40~60代の住民さん達の会である「にっこり北地区住民有志の会」の皆様からさくら並木ネットワークに植樹依頼がありました。
今年1月に谷の片づけをして、植樹は4月5日に行われました。
雨が強い日でしたが、にっこりサンパークの住民さん達と70本の桜の支援団体の一つになっていただいた日本ビジネスシステムズの皆様や全国から駆けつけてくれた多くのボランティアさん達の手によって、にっこりサンパーク集団移転地の発展を願い一本一本丁寧に植樹していきました。
皆様のご協力によって、この桜の谷に関わった皆様がきっと将来訪れてみたくなるような場所にすることができたかなと思っております。
活動日は植樹日と同じように雨でしたが、18本の桜の支援者となっていただいたオハナコーポレーション様の石柱を設置。
雨の中多くの住民の皆様が集まってくれました。
この石柱の前面にはアンケートをとって住民の皆様が考えた文言が刻まれています。
「友情のさくら 希望の笑顔咲く」
多くの悲劇に見舞われても笑顔を忘れず地域の絆を保っていこうという、にっこりサンパークの皆様の前向きで強い気持ちがあらわれた素晴らしい文言だと思います。
これからのにっこりサンパーク集団移転地の明るい未来を願います。