2015年8月30日。さくら並木ネットワークでは、2か所で桜のメンテナンスを行いました。
8月のお盆の頃まで猛暑が続き、現地の皆さんも桜の心配をされていました。しかしお盆のあたりから東北でも急に気温が下がり、雨模様の日も。
メンテナンスの日も天候は曇り時々雨。そして、現場は2か所とも急斜面でした。
しかし!悪天候の中、多くの方々がメンテナンスにご参加くださいました。
皆様ありがとうございました。
スタッフは二手に分かれて現場へ。まずは、山田町のメンテナンスの様子のご報告です。
岩手県下閉伊郡山田町「結いの桜山」のメンテナンス
今年の4月19日。日本郵政労働組合様・DCMホーマック株式会社様・プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社様、新潟県総合生活協同組合様・日本ロレアル株式会社キールズ様・瀬戸内さくら並木プロジェクト様にご参加・ご支援いただき、山田町の皆様の主催で開催された「さくら祭り」当日、約230名のご参加いただいた企業様、山田町の皆様・ボランティアの方々と141本の桜を植樹しました。
山田町では、町の主催でメンテナンス会を開催し、桜を大切にしてくださっています。
町の呼びかけでボランティアに参加くださったのは、復興事業に携わる工事関係者の方々や会社の方々、地元の皆さん、そして休日返上で町役場の方々総勢30名。そして、さくら並木ネットワークのボランティア募集で参加くださった方々とスタッフ合わせて8名、38名での作業になりました。朝10:00前、早速開始です。
一歩入った現場は、こんな感じで夏の間に伸びた雑草や木々に覆われています。まずは男性8名が草刈機で一気に刈ります。
植樹しているのは1年生の苗木。他の木々の脇枝や雑草に養分を取られないよう、日照を遮らないよう、桜のまわりの草を刈ります。
草刈機で刈ったあと、桜の周りは鎌や鋏などで手作業できれいにします。
今回、初めて東京からボランティアに参加してくれた20代のお二人。小雨の降る中、ハードな作業を明るく元気に一生懸命こなしていました。とても頼りになり大活躍!
大人数の作業で、みるみるきれいになっていきます。上の写真は、今年の春植樹した1年生の苗木です。大きさは大体このくらい。絡んだ蔓や周辺をきれいにします。生育状況は肥沃な土地なので、みなほぼ良好です。
一本、驚くくらいに成長をしていた桜がありました!
このエリアのちょうど中央に植樹した桜。
品種や場所・日照により、桜の成長にも個体差があります。
でも、一年生の苗木が、約4か月でこんなに大きくなるなんて!
山田の皆さんと感動。そして記念撮影。
お昼少し前には、ほぼ終了。竹の支柱があるところに桜が植樹されています。おおぜいの作業でずいぶんきれいになりました。
雨が強くなったこともあり少し早目に下山すると…町役場の方々がおいしいランチを用意してくださっていました!
大きなホタテの網焼き・山田町で育てられた豚と野菜の鉄板焼き、そしておにぎりやお味噌汁等々。
とても大きく、優しい甘さと海の香りが深いやわらかいホタテ。
東京でホタテを食べる度に、このホタテを思い出すことになるでしょう^^;
豚肉も厚みと弾力があるのにやわらかく、たくさんいただいてしまいました。
雨の中、用意してくださったテントの下で、おいしい食事と共に、一緒に作業した皆さんとプチ親睦会になりました。
優しい山田の方々とおいしい海の幸・山の幸がある、山田町。
是非、いらしてみてください。
やまだまち 観光協会 http://yamada-kankou.jp/index.php
(桜のメンテナンスBlogの記事もアップされています)