4月19日山田町での今春最後の植樹3日前の4月16日。
やはり、震災時に大きな被害を受けた山元町「ふじ幼稚園」での植樹がありました。ふじ幼稚園での植樹の3日後、東京から山田町への道中の車の中で、震災の犠牲になってしまったお子さんのご両親が作詞をされた「ひまわりおやくそく」を何度も聞きました。
また起こるかもしれない大津波。未来の子供たちのいのちを守るために何が出来るかを考えながら。
以下は当会現地コーディネーターからのご報告です。
宮城県山元町ふじ幼稚園
2015年4月16日。快晴に恵まれた宮城県。
さくら並木ネットワークは山元町のふじ幼稚園にて植樹を行いました。
ふじ幼稚園は東日本大震災の津波で園舎が破壊され、あらたな園舎に118名の山元町の子供たちが通っています。今回の植樹は当会のさくら大使を務めていただいている歌手普天間かおりさんと一緒に「子供たちに楽しく植樹体験をしてもらおう」と企画されました。
植樹の前に普天間さんから歌と絵本の読み聞かせを子供達にプレゼント。
子供達も普天間さんと一緒に歌ったり、絵本の読み聞かせに掛け声をかけたり…。
元気な子供たちの姿は大人も元気にさせられますね!
そして子供達からも普天間さんにかわいいお礼も…。
手話がついた歌「ひまわりおやくそく」を大きな声で歌ってくれました。
これには普天間さんも笑顔と涙。
素敵な子供達との交流会となりました。
そして植樹体験。
年長の子供達が参加してくれました。
まず普天間さんと幼稚園の職員さんが穴掘り。
このとき子供達の「がんばれー!!」という応援の声が…。
これには見ている大人もニコニコ顔に(笑)。
次に子供たちがスコップで一所懸命土をかけてくれました。
そして最後に「大きくなーれ。大きくなーれ。」とパワーを送ってくれて…。
みんなのように元気で大きな桜に育つといいですね!!
多くの津波犠牲者が出てしまった山元町。
しかし将来の山元町を担う子供達は元気に育っています。
さくら並木ネットワークはこれからも子供達の育成に役立つ植樹イベントを開催していきたいと思います。