2019年4月20日。
すっかり春らしい陽気が続く東北地方ですが、さくら並木ネットワークは宮城県山元町戸花山で植樹会を開催しました。

宮城県山元町戸花山

戸花山は多くの住民が津波の犠牲となった山元町で、町内屈指の桜山を目指しております。

地元の方達は「戸花山桜・つつじサポータークラブ」を結成。また桜だけでなく、四季の草花も大切にしており、一年中自然が楽しめる山となっております。さくら並木ネットワークは、そんなサポータークラブの方達と計5回の植樹会をしており、第3回目の2016年秋は、戸花山をトンネルを通じて開通することになった常磐線開通記念植樹会として開催されました。この場所は今はまばたき広場と言われております。

2016年秋の「戸花山常磐線開通記念植樹会」の記事
http://sakuranamiki.jpn.org/archives/9339.html

20日は第5回目の戸花山植樹会。この日は田中貴金属様が戸花山にお越しになりました。サポータークラブの世話役岩佐様と田中貴金属様からご挨拶をいただいた後作業開始。今回は常磐トンネル上部での植樹となり、力を合わせて10本の桜を植え込ました。

田中貴金属様の桜は135本目になり、創業135年に合わせて当団体に過去5年桜基金が寄付が継続されておりました。本当にありがとうございました。

常磐線は、甚大な津波被害に遭った沿岸地域をつなぐ大切な沿線となっております。そんな常磐線をトンネルとして包み込む戸花山は、将来きっと素敵な桜山になっているはずです。そんな戸花山にいつか訪れてみてください。

追記
この日の戸花山は、昨年12月に植栽された水仙が咲き誇っておりました。この水仙は、花と緑の3.11プロジェクト様を介し、大森プランツ様からご寄贈されたものです。ご協力ありがとうございました!!

http://sakuranamiki.jpn.org/archives/12926.html