8月7日。東北地方は台風の影響で雨が降った地域が多い日でしたが、この日は東京都の千代田高等学校の生徒がボランティアに来ましたのでご報告します。
千代田高等学校のボランティア活動
千代田高等学校の生徒が夏休みを利用し、さくら並木ネットワークを通じて被災地域でボランティアをするのは4回目になりました。
<千代田高等学校の過去のボランティア活動>
2015年度 http://sakuranamiki.jpn.org/archives/6302.html
2016年度 http://sakuranamiki.jpn.org/archives/8697.html
2017年度 http://sakuranamiki.jpn.org/archives/11134.html
今年度の千代田高等学校は、過去三回植樹し今春に大きな植樹会を開催した宮城県石巻市雄勝町波板地区を訪れました。
今春の波板地区の植樹記事 http://sakuranamiki.jpn.org/archives/12308.html
しかし昨年度の宮城県山元町戸花山に続き、今年もあいにくの強い雨でしたのでボランティア作業は中止し、波板地区との交流会に変更。住民の方達のご厚意により、過去に植樹した桜や震災前の波板地区のこと。そしてハワイで見つかった波板地区の船「第二勝丸」のお話を聞きました。
最後に生徒からのお礼として合唱のプレゼント。外は強い雨でしたが、心温かな交流会となりました。
波板地区の皆様。ありがとうございました。
波板地区は高齢化・過疎化が進んでいますが、そのことを真摯に認め、外部人口を増やそうと魅力的な地域づくりを進めています。千代田高等学校の生徒の皆さんも、いつの日かそんな素敵な波板地区を訪れてみてくださいね!
(追記)
午後の千代田高等学校は、震災遺構となった石巻市の大川小学校と仙台市の荒浜小学校を見学しました。
ぜひこの日見たことを忘れず、家族や友達と災害のことを語り合ってほしいと思います。