2月18日。
福島県南相馬市小高区の市民団体おだか千本桜プロジェクト第5回植樹祭が開催されました。
福島県南相馬市小高区おだか千本桜プロジェクト
小高区は福島第一原発事故の影響で避難解除がされても帰還者(地区に戻ってくる住民)は震災前の10分の1ほどになるのではないかと懸念されており、そんな小高区に千本の桜を植樹し再び明るい地区にしようと日々奮闘しているのがおだか千本桜プロジェクトの皆様です。
さくら並木ネットワークは市民団体おだか千本桜プロジェクトの皆様の試みに賛同するとともに、おだか千本桜プロジェクトの皆様をバックアップすることが、東北で活動する被災地支援団体として大津波と並び東日本大震災のもう一つの大きな悲劇である福島第一原発事故が福島県沿岸部に与えた影響を当会自身がよりよく理解する機会ともなると考えました。
またそのことが、福島県外の方にはわかりにくい福島県が抱えている原発事故の影響を全国の皆様にお伝えできることにもなると考え、今年度からさくら並木2018年度事業計画書にこのおだか千本桜プロジェクトの後援事業を記載し取り組んでおります。
2018年度さくら並木事業計画書
http://sakuranamiki.jpn.org/…/2018/01/2018keikakusyo1.25.pdf
そんなおだか千本桜プロジェクトの植樹祭ですが、今年春は二回開催され今回が第五回植樹祭となりました。
17日は昨年夏におだか千本桜プロジェクトが「帰還者が明るく集える場所がほしい」とクラウドファンディングに挑戦し見事達成した資金により設立された「花見ふれあい広場」のお披露目会ともなりました。当日は肌寒くはありましたが晴天に恵まれ、小高区住民の皆様だけではなく全国各地からたくさんの方がこのふれあい広場に集いました。
挨拶から始まり、ふれあい広場のシンボル「ウォッチング」像お披露目式。シンボルツリー河津桜と記念碑お披露目。そして桜植樹や花壇に花の植栽。
おだか千本桜プロジェクト特製の美味しい豚汁のお振る舞いなどメニュー盛りだくさん。明るい笑顔が溢れる植樹祭となりました。
小高区の現状は依然として厳しく様々な問題を抱えておりますが…。
しかしおだか千本桜プロジェクトの皆様のように、小高区の明るい未来を信じ日々奮闘していらっしゃる方達がおられる限り、微力ではありますが当会もしっかりバックアップしていく所存です。また今春は3月17日にも第6回おだか千本桜プロジェクト植樹祭(大富地区)が開催されます。小高区の復興と発展を一緒に祈って桜植樹してくれる方を募集しておりますので、、お時間がある方は下記のボランティア募集フォームに記入の上、参加してみてください!!
第6回おだか千本桜プロジェクト植樹祭ボランティア募集フォーム
http://sakuranamiki.jpn.org/archives/11719.html
●下記のおだか千本桜プロジェクトのfacebookページにもいいねをお願いします。
https://www.facebook.com/odaka1000sakura/
🌸このおだか千本桜プロジェクト後援事業は東日本大震災復興支援「JT NPO応援プロジェクト」の資金及びメンネルコールけやき様、東京流通センター様のご寄付により実施いたしました。
ご協力感謝申し上げます。
🌸さくら並木ネットワークは春植樹シーズンが始まりました。それとともに今春の「桜基金」の受付も募集しております。被災地域の皆様にあらたな喜びと癒しをもたらす桜を一本でも多く植樹するために、ぜひ当会の「桜基金」のご検討をよろしくお願い申し上げます。
「桜基金」の申し込みは下記のフォームにて承っております。クレジット決済も可能になりました。
【追記2月28日】おだか千本桜プロジェクト様よりお手紙が届きました!
おだか千本桜プロジェクト様より植樹のご報告と「第6回さくら並木ネットワーク植樹祭のお知らせ」が届きました。
第6回さくら並木ネットワーク植樹祭は3月17日(土)開催です。現在の南相馬市小高地区の再生復興の一助に桜を。是非上記応募フォームよりお申し込みの上ご参加ください。
【追記3月12日】この日の植樹会の様子が新聞に掲載されました
震災から7年・2018年3月11日の日本経済新聞に、2月17日に開催された福島県南相馬市小高地区のおだか千本桜プロジェクト植樹会(ふれあい広場)の記事が掲載されました。
また今春は3月17日(今週の土曜日)にも第6回おだか千本桜プロジェクト植樹会(大富地区)が開催されます。
小高地区の復興と発展を心から願って植樹をしてみたい方は下記のボランティアフォームにご記入の上ご参加してください。