3月13日。
さくら並木ネットワークは石巻市須江大谷地のアリス保育園にて植樹会を開催しました。
石巻市須江大谷地・アリス保育園
今春の児童施設での植樹は同市のメロン保育園に続いて二回目です。
アリス保育園は東日本大震災発災時は石巻市大街道地区で無認可保育所として運営していましたが、津波により施設が甚大な浸水被害に遭ってしまいました。震災後津波がこない内陸部へということで平成25年4月に内陸部の須江大谷地にあらたな園舎を建設して移転し、認可保育所として再出発した保育園です。
(アリス保育園の紹介記事)
http://sakuranamiki.jpn.org/archives/9462.html
当日は少し肌寒いくらいでしたが植樹するにはもってこいの天気。最初に理事長や園長、職員の皆様とともに園庭の外に三本の桜を植樹。そして園庭内にアリス保育園の子供達と一緒に桜一本を植樹しました。
子供達を代表して手伝ってくれたのは今年春にアリス保育園を卒業するパンダ組の子供達。子供達は随分と楽しかったようで、しっかりと元気に土かけをしてくれました。
そして最後に子供達の「大きくなーれ!!」という声援を受け(笑)理事長が水かけ。アリス保育園植樹会は子供達の笑顔とそれを見守る大人の優しさが溢れた場となりました。
先日の3月11日で東日本大震災から6年が経ちました。
大津波が襲った東北地方の被災自治体の多くは人口が減少し、震災前から過疎化傾向にあった地域は震災によってさらに進行してしまったところも多々あります。だからこそ被災自治体にとって子供達は地域の未来の象徴であり宝だといえるでしょう。
さくら並木ネットワークはこれからも被災地域の子供達と一緒に桜を植え続けます。桜と一緒に子供達も「大きくなーれ!!」という願いとともに…。