現在さくら並木ネットワークは来春植樹にむけて打ち合わせや測量、伐採などを始めております。東日本大震災の被災地域は徐々に高台(集団)移転や区画整備が進みつつあり、今年以上の植樹依頼が各地域から当会に寄せられております。先日また来春植樹が決定した施設がありますのでご紹介いたします。

石巻市須江大谷地・アリス保育園

アリス保育園は東日本大震災発生時は同市大街道地区で無認可保育所として運営しておりましたが、津波により施設が甚大な浸水被害を受けました。震災直後の職員の皆様や児童達は大変なご苦労をなされたそうです。

その後津波がない場所へということで、平成25年4月に須江大谷地に新たな園舎を建設して移転。石巻市6か所目の認可保育所として再出発しました。

現在は震災前以上に石巻市の保育環境を担う大切な施設となっております。さくら並木ネットワークはこのたびご縁がありそんなアリス保育園に桜を4本植樹することになりました。来春にアリス保育園を卒業する園児13人とともに植樹する予定です。石巻市の未来を担う子供達に楽しい思い出が残るような植樹になればいいなと思っております。

さくら並木ネットワークは東日本大震災で被災された地域の多様なおもいがこもった桜植樹依頼を受けておりますが、子供達の震災教育や思い出つくりなどの植樹イベントにも力を入れております。

何といっても子供は地域の未来の象徴であり宝ですから。

そんな被災地域の子供達とさくら並木ネットワークの応援をよろしくお願い申し上げます。