今年秋植樹のお知らせです。
宮城県七ヶ浜町
宮城県七ヶ浜町は七つの浜があったということが町名になっているとおり海と関わりが深い町で、海水浴などの観光産業や漁業などが盛んな地域でもありました。
当然、東日本大震災の大津波により各地区(七ヶ浜の地区は大体は浜単位になっています)は甚大な被害に遭ってしまい、震災から5年経ってやっと町営住宅などの移転が進みつつあります。本日ご紹介する松ケ浜地区もそんな七ヶ浜の地区の一つで地区の高台に町営住宅があります。
さくら並木ネットワークは今年4月2日に松ケ浜町営住宅の避難所(七ヶ浜の町営住宅では何か災害が遭ったときと普段の集会所を兼ねた施設を避難所と名付けています)に住民の皆様とともに7本の桜植樹をしました。
その時に避難所の中から見える位置にあった桜の成木が枯れてしまったそうで(当会が植樹したものではありませんが植え方が悪かったようです)住民の皆様ががっかりしてましたので、この秋に当会が成木を植樹し直しすることが決定しました。
先日はこの成木設置の監修をしていただく造園業者さんと枯れた成木の除去作業をしました。
この成木は吉田ツユ子様が当会にご寄付していただいた桜基金を使い設置する予定になっており、12月3日の松ケ浜町営住宅自治会のクリスマス会に合わせて植樹をすることになりました。吉田様からの松ケ浜住民の皆様への素敵なクリスマスプレゼントとなりますね!!
そして来年の春に今度こそ避難所の中から花見を楽しんでいただければと思っております。