東北は残暑が続いておりますが、さくら並木ネットワークは只今夏のメンテナンスをほぼ終了し、今年秋植樹(11月頃)と来年春植樹(2月中旬~4月中旬)の準備や打ち合わせなどを開始しております。

9月5日に宮城県山元町の秋の植樹会の準備をしてきましたのでご紹介させていただきます。

宮城県山元町

宮城県山元町。宮城県南にあるこの町は甚大な津波被害を受けました。町全体で津波の犠牲になられた方は600人以上にのぼります。

その山元町にある戸花山は震災前から地元の方達が中心となり桜の名所となるよう様々な桜を植樹してきた山です。さくら並木ネットワークは2015年春と今年春に地元の皆様と植樹会を開催してきました。

そして山元町は今年12月震災後、不通となっていた常磐線がやっと開通する予定で、この戸花山を常磐線がトンネルで通過することになりました。そこで地元の皆様の要請により、この秋戸花山の常磐線のトンネルが途切れる左右の場所に桜を植樹し、山元町の復興と発展を願う「常磐線開通記念植樹会」の開催がほぼ決定いたしました。

9.7tohanayama06

昨日は山形県のボランティア佐藤さんと植樹前の除草作業と測量などの準備をしてきました。とても暑い日でしたが…。
佐藤さんありがとうございました!!

測量の結果、戸花山のトンネルが途切れる左右の場所に植樹できる桜は43本。将来の山元町の春。

常磐線で戸花山を通過するとき、そこに満開の桜があったらさぞ夢があることでしょう。

もう少し地元の皆様としっかり話を詰めてから正式発表いたしますが、この夢の実現に向けての第一歩である今年秋の「戸花山常磐線開通記念植樹会」は11月27日に開催することは決まっております。

ボランティア募集も行う予定ですので、ご興味がある方は時間を空けておいて正式発表の後申し込んでみてください。楽しいイベントも企画しています。一緒に山元町の復興と発展を願う植樹をしましょう!!