3月13日。
さくら並木ネットワークは宮城県石巻市牡鹿半島の桃浦集団移転地にて植樹を行いました。
宮城県石巻市牡鹿半島の桃浦集団移転地
桃浦集団移転地は牡鹿半島の高台移転地の中でも特に小さい移転地の一つです。
集団移転地の下には海があり見晴らしがよくなりましたが、これは津波によって周りの杉が倒れた影響もあります。そのことにより海風が強くなり冬はとても大変だと住民さんはおっしゃってました。
そんな桃浦集団移転地ですが…
植樹当日は日本全国から(後述しますが正確に言うと世界から)たくさんのボランティアの皆様がこの小さな桃浦集団移転地の住民さんに桜を楽しんでもらおうという気持ちで集まってくれました。
作業はこの桃浦集団移転地の下にお住いの甲谷桃浦区長にご挨拶をいただいた後開始。住民さんとともに心を込めて丁寧に植樹しました。
また植樹後は牡鹿半島は鹿害が多い地域なので防鹿ネット柵作りも行いました。
近くの浜にお住いの阿部小積浜区長も作業のお手伝いにわざわざ駆けつけていただき、午後二時前に無事終了。
全員で力を合わせ作った防鹿ネット柵を見て、甲谷区長からは笑顔で「大切にするよ」との言葉をいただきました。
そしてこの日はボランティアであり桃浦地区の桜の支援者となっていただいたポーランド人のアンナさんも参加。
思いやりのある優しい女性でした。
海外から日本にやってきた女性がこの小さな桃浦集団移転地の桜の支援者になるってなんか素敵なご縁ですよね。
この日力を合わせて一緒に作業した方達全員で将来花見ができる日がくればいいなと思った一日でした。