11月28日。仙台市若林区の若林西復興公営住宅で植樹を行いました。
さくら並木ネットワークでは初の復興公営住宅の植樹となりました。
若林西復興公営住宅
若林西復興公営住宅は広瀬川のすぐ近くにあります。昨年4月から入居開始。若林区だけではなく遠方から移転してきた住民さんもおられ現在150戸。自治会名は広瀬川にちなみ「若林西せせらぎ会」となっております。
少し風は強かったですが秋晴れの空。
植樹会は住民さん達と日通商事株式会社の社員とご家族の皆様、そして仙台市内から二人のボランティアさんが参加され行われました。
はじめに日通商事様とせせらぎ会副自治会長様のご挨拶の後、日通商事様からご支援いただいた紅しだれ桜の成木と石柱のお披露目式。
表面には住民さん達が考えた文言。
「笑顔満開 せせらき桜」
と刻まれています。
文言どおり笑顔満開のお披露目となりました。日通商事様。ありがとうございました。
その後、男性は若林西復興公営住宅の周りの桜植樹。そして女性やお子様は公園の花壇にアイバルブ ジャパン様のご協力で岐阜種苗様からご支援をいただいたチューリップの球根700個を植え込んでいきました。せせらぎ会の皆様は桜植樹やチューリップをとても楽しみにしておられ、ここでも笑顔満開。笑いの絶えない植樹会となりました。
お昼は住民さんの手作りの料理をいただきました。住民さんとの素敵な交流会にもなりました。心のこもった料理。ご馳走様でした!!
復興住宅に移り住んだ住民さん達は大部分が復興住宅が終の棲家となるはずですが、被災された方も復興住宅に移るまでの環境がそれぞれ違うことが多く、あらたなコミュニティを作るのにご苦労されるケースがあるそうです。若林西せせらぎ会も私達に見えないところでそういうこともあることだろうと思います。
しかし私達さくら並木ネットワークは、ご縁があった若林西せせらぎ会の皆様の健康と幸せを願いこれからもお付き合いを続けていこうと思います。石柱の文言どおり住民の皆様お一人お一人が「笑顔満開」になりますようにと…。
若林西せせらぎ会の皆様。これからもよろしくお願いいたします。