8月4日。
石巻市北上町十三浜追波地区の桜の丘のメンテナンスをしてきました。
この追波地区は約90世帯の集落でしたがほとんどの家屋が被災。津波に犠牲になられた方も40人を超え、現地再建をされた方も数世帯しかいません。
そんな追波地区ですが、地域に残った方も離れた方も故郷を再訪したしたとき満開の桜を楽しんでもらいたいとのおもいでこの植樹が企画されました。
石巻市北上町十三浜追波地区
2015年春。この追波地区だけで106本の桜を植樹しました。
大槻良一様が地権者である桜の丘だけでも約60本の桜が植樹されています。
桜の丘は当初樹木が密生しており、昨年の夏から秋まで何十人というボランティア様の力をお借りし伐採作業が行われ準備をしてきました。
そして植樹本番は今年3月22日。
地域の皆様をはじめ、この追波地区の植樹の支援者となられたオーガビッツプロジェクト様やアトリエ・エビス様をはじめ、石巻市社会福祉協議会や全国から駆けつけてくれた多くのボランティアの皆様とともに植樹が行われました。
昨年の夏から準備を始めたので多くの人の期待も高まり参加者は100名を超え、植樹祭と言っていいものとなりました。
準備や植樹祭でお手伝いをしてくれた皆様に改めて御礼を申し上げます。
メンテナンスは地権者の大槻様とともに京都西本願寺職員ボランティア7名の皆様がお手伝いをしてくれました。
作業は草刈りとともに、今年の東北は雨が少ないので水遣りも一緒にやりました。
気温は30度を超え皆様汗だくになりながら一生懸命作業をしてくれました。
また大槻様の震災当時のお話に考えさせられるものがあったようでした。
猛暑の中ご協力感謝いたします。
多くの方が関わりを持っている石巻市北上町十三浜追波地区の桜植樹地。
地域の皆様とお手伝いをしてくれた皆様の友情がさらに深まり、将来みんなで花見ができる日を心から待ち望んでいます。