満開の桜たち。東北ではの桜の植樹も後半にはいりました。
3月28日。
さくら並木ネットワークは山元町戸花山にて20本の桜を植樹しました。
山元町は甚大な津波被害を受けた町で、町全体の津波犠牲者600人以上。
今なお仮設住宅暮らしを強いられている方もたくさんいらっしゃいます。
宮城県山元町戸花山
宮城県山元町にある戸花山は、震災前から地元の方達が中心となり、桜の名所となるようさまざまな桜を植樹してきた山です。
今回の植樹は地元の有志団体「戸花山つつじ・桜サポータークラブ」の皆様が「昔からある自然を大切にしつつ、震災で亡くなられた方々の慰霊の桜を植樹しよう」と企画されました。
戸花山の植樹作業に参加されたのは地元のサポータークラブの方々の他、戸花山に5本の桜を支援してくださることになったNPO法人WE21ジャパン・みどりの皆様、西本願寺ボランティアセンターやSNNのボランティア募集に応えてくれたボランティアさんなど総勢30名。
当日は冬とは思えない陽気で動いていると汗ばむくらい。
植樹しながら山を登り降りするのは、とてもいい運動になりましたね。
まるで皆様の山元町の復興を祈る気持ちが天気にも影響したかのようでした。
お昼には戸花山の中でそのままランチ。
笑顔も多く地元の方との友情が深まる交流会ともなりました。
戸花山は桜だけではなくつつじや紅葉など美しい木々が多く、一年中自然が楽しめる山になっております。
ぜひ山元町に来た際は戸花山も訪れてみてくださいね。
宮城県亘理町吉田地区
午後はボランティアさんと、戸花山から車で15分ほど走った亘理町吉田地区で現地再建された4世帯の皆様のところに植樹しました。
ここにもたくさんの笑顔がありました。