さくら並木ネットワークが植樹している東北の被災地域には高齢化が進み過疎が進行しているところが多くあります。

その上2011年3月11日の震災さらに追い打ちをかけて…。

でもそんな逆境にもめげず、自分たちの住んでいる地域を魅力ある場所にしようと奮闘している地区もあります。
今回植樹が決定した宮城県雄勝町波板地区もその一つです。

石巻市雄勝町波板地区

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雄勝町波板地区。
海水浴場もあった穏やかな地区です。
震災前21世帯暮らしていた波板地区は津波により17世帯が被災。
難を逃れた方も河北町の仮設に入居し、現在は4世帯しか残っていません。
近くに造成中の集団移転地には6世帯が入居の見込みですが、ほどんどの方は60~70代ということです。

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そんな過疎化高齢化が進む波板地区ですが…。
波板地区の住民で作る波板地区会では地域を維持するには外部からの交流人口が増える必要があると考え、東北大学の学生や東京の有志の皆さんと「ナミイタ・ラボ」という組織を立ち上げました。

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また昨年は兵庫県からの義援金を財源として波板地域交流センターが完成。
護岸工事も遅れ住民さんが落ち着く日はまだ先ですが、波浜地区会は少しずつ魅力のある地区にしようと頑張っています。

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今回ご縁がありさくら並木ネットワークも桜植樹を通じて波浜地区会の地域作りのお手伝いをすることになりまた。
植樹場所は護岸工事にかからない海岸部分に桜並木を作ります。
そして高台にある八雲神社に地区の繁栄を願い大漁桜。
限界集落化し護岸工事が遅れていても一日でも早く素敵な地区にしようと奮闘する波板地区会の皆さんの歩調に合わせ植樹するつもりです。

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波板地区会からは「訪れる人が多くなるように波板地区の情報を積極的に流してほしい」と言われました。
さくら並木ネットワークは今春だけではなくこれからも波板地区会を応援していくつもりです。
住民さんも優しく将来の波板地区はきっと素敵な場所になっていることでしょう。

いつか住民さんと海岸の桜並木に会いに雄勝町波板地区を訪れてみてくださいね!!