桜を植樹するという事。植える前の準備や、植えた後のメンテナンスが必要です。
小さな1年生の桜の苗木。
特に植樹した1年目は、その土地の状況や環境により成長の様子が違うので、小さな子供の成長を見守るように桜たちの成長を見守り、鹿よけなどの必要があればケアをしていきます。
来年の春に植樹する土地・今年の春に植樹した桜とその土地の皆さんの”今”。
来春の植樹地・石巻市北上町
9月2日(火)・3日(水)石巻市北上町十三浜地区。
北上川と太平洋に近く40名以上の方が亡くなられた地区です。
そんな多くの悲劇があった十三浜地区では着々と桜植樹プロジェクトが進行しております。
9月2,3日は桜植樹予定地で2回目3回目の樹木の伐採が行われました。
ボランティア参加していただいたのは、西本願寺ボランティアセンターから、わざわざ車で富山から震災ボランティアに来られた8人の僧侶の皆さん。3日は富山の皆さんに加え6人のボランティアさんが当会の活動に参加してくれました。
この二日間はとても暑くハードな作業となりましたが、皆さん十三浜の住民さんのことを心に留めながら熱心に作業してくれました。ご協力感謝いたします!
この十三浜の桜植樹プロジェクトは桜の本数も多く、この地で亡くなられた方の慰霊。
現地再建される方が90世帯のうち4世帯となってしまったため、この十三浜という地を未来永劫忘れられないようにするためのお手伝い。
そして現地に残る方、残念ながら十三浜から離れていってしまう住民さんたちが将来一緒に花見ができるようにするための植樹など、たくさんの意味がこもった植樹となると思います。それに今回と前回8月12日にボランティア参加していただいた4名の方も含め、たくさんのボランティアさんのご協力と願いも込められた植樹となることでしょうね。
植樹日は来年の3月22日。
詳細は来年になりますが、facebookのさくら並木ネットワークのページとHPにボランティア募集のお知らせをアップしますので、興味のある方はぜひご参加下さい。
今年の春に植樹した桜と大畑浜南区長さんご夫妻
9月8日(月)。今年の春、たくさんの支援者様やボランティアさんと一緒に植樹した亘理町。
亘理町全体で200本以上の桜が植えられました。
今春植樹参加された皆様に改めて御礼申し上げます。
亘理町のネームプレート設置と桜の状態チェック一日目。大畑浜南地区に行ってきました。
植樹は今年の3月15、16日と2日に分けて行われ、リクルート様やアトリエ・エビス様、そして西本願寺ボランティアセンターの方達や個人でボランティア参加された方など、たくさんの皆さんと植樹しました。
そして住民さんたちの手作りの心のこもったお昼御飯もいただきました。
16日の午後は雨が降ったりしましたが、思い出に残る植樹会でしたね!
今日チェックしたところでは、沿岸部の桜公園やアトリエ・エビス様の桜並木も順調に育っていました。
小野大畑浜南区長にもお会いしました。
優しい奥様共々お元気そう。
大畑浜の地下水の塩分濃度も大分下がってきて、やっとイチゴ栽培に使えるような水になったとのこと。
そして今春来ていただいた皆様と花見ができる日を楽しみにしているとおっしゃってくれました。本当にそんな日が来ればいいですね!!
桜の成長とともに、これからの大畑浜地区のますますの発展を望んでいます。