桜の植樹活動。
夏の時期は、草刈メンテナンスと桜の成長を確認しながら、全国の皆様にご参加いただいているネームプレート付の桜基金の銘版(石版)の設置を行っております。
8月24日。宮城県七ヶ浜町で全国の支援者様のネームプレート設置を行いました。
この日は偶然にも今年の3月2日に桜植樹をした菖蒲田地区諏訪神社の「諏訪神社例大祭」の日でした。
諏訪神社例大祭
菖蒲田地区の皆さんはこの神社をとても大事にしており、今春の植樹のときもたくさんの方が集まり盛大な植樹会となりました。
そしてその後も氏子の皆さんは熱心に桜のメンテナンスをしておられるらしく、とてもいい状態で桜が育っていました。
「諏訪神社例大祭」は震災にも負けず常に毎年実施されており、この日は諏訪神社から神輿が出て町内を回って帰ってきます(震災後は仮設住宅も回っているそうです)。
菖蒲田地区の皆さんのこの伝統ある行事に対する真摯な姿を昨日は拝見することができました。
こうやって地域の伝統は親から子へと伝えられていくのですね。
神輿が今年あらたに諏訪神社に植樹されたしだれ桜の間を通る姿はとても感動的でした!
まだまだ小さな桜ですが…。
将来この桜も神輿と同じように菖蒲田地区の皆様に愛され諏訪神社の伝統となってくれることを願わずにいられません。
今後の予定について
全国・海外の皆様にご参加いただいている、桜基金。
9月・10月で全ての銘版を設置する予定です。
銘版の設置後、報告書の準備を開始いたします。
ご参加いただいている皆様には、年内にはご報告書がお手元に届くよう、準備を進めてまいります。
今しばらくお待ちくださいませ。
また、東北各地から、来年の植樹の希望も届いており、随時植樹地の調整を行っております。年末に向けて植樹のご要望も増えてまいります。
引き続き、伝承の桜を植樹する「さくら並木プロジェクト」に、
ご参加・ご協力の程、どうぞよろしくお願いいたします。