幼稚園や保育園、小学校、そして、地域の皆さんと桜を植樹するとき、たくさんの子供たちとも小さな苗木を植えることが多々あります。
小さな手にシャベルを握り、生まれて1年の桜の苗木の根元に一生懸命土をかける子供たちの姿。
「桜と一緒に子供たちが元気にすくすく育つように」「こどもたちの記憶に残り、大きくなったら伝えてくれますように」想いは皆一緒です。
仙台の幼稚園で桜の植樹が行われたあと、南相馬の保育園の皆さんから素敵なお便りが届きました。
仙台市宮城野区の白鳥幼稚園の桜の植樹
4月15日は仙台市宮城野区の白鳥幼稚園にて津波の最高到達点にあたる園庭に園児達約15名と先生方、ボランティアの皆さんで3本の桜を植樹しました。
津波の事を園児達にお話ししようとしましたがよく考えれば震災時2歳〜3歳であった子達です。
鮮明な記憶は残っていない子が多いが、強烈な経験と光景、環境の変化は子供達の奥底にフラッシュバックのように残っていることもあるそうで、特に津波の事はお話ししないで楽しく植樹しました。
寄付してくださったのは同じ仙台市のマルシェの皆さんでした。
今年の植樹もあと一件を残すのみです。すでに芽吹き始めているので苗木は根巻き状態で泉ヶ岳の山の中に仮植してあります。
福島県相馬市みなと保育園の皆さんからのお便り
桜の植樹は主に3月~4月に行っていますが、昨年11月、南相馬市のみなと保育園に大漁桜を植樹しました。
そのみなと保育園の園長先生・職員の皆さんから、うれしいお知らせが届きました。
すくすく育った桜と子供たちの写真です。みんな素敵な笑顔で元気!
みなと保育園の皆様。桜と子供たちの成長をお知らせいただきありがとうございました!