福島県相馬市にある「みなと保育園」。この保育園の入り口ぎりぎりまで津波が到達しました。
先生方は3歳から5歳までの園児全員を保育園の屋上に避難させました。子供たちはこのとき、保育園の屋上で長い時間を過ごし、屋上から津波が襲ってくる様子を見ていたそうです。
11月2日(金)このみなと保育園に桜の植樹を行いました。株式会社ルミネ様のご支援で、11月の植樹でも元気に育つ様少し大きい、潮風に強く淡紅色の花が美しい「大漁桜」の苗木を植えました。
保育園に到着すると、なんと全園児がグランドに整列し鼓笛隊の演奏で迎えてくれ
全員に手作りの “ありがとうメダル” を首にかけてくれました。全員感激してしまいました。
そして、桜の植樹。小さなスコップで一人一人土をかけます。
この桜をみんなで植えたこと。そしてなぜここに桜を植えたのか。
子供たちが成長し、大人になった頃にまた思い出して伝えてくれる。
「子供たちの未来を守ってください。」
桜に祈る気持ちで、植樹しました。
そして、園児全員にお花をプレゼント!
園内の遊技場に移動し、和田園長先生の挨拶。愛情深く熱意を持って素晴らしい教育をされてる園長先生です。
かわいい子供たちが、歌や踊りを見せてくれます。さくら大使普天間かおりさんの「Smile Again」も! 普天間かおりさんのニューアルバム「Smile Again」のコーラスはみなと保育園の子供たちだそうです!
みなと保育園名物なのでしょうか?「皿まわし大会」。
かわいい子供たちのたくさんのメニュー。
こんなに感動的なおもてなしを受けたのははじめてでした!
普天間かおりさんがパーソナリティーを勤める、ラジオ福島「普天間かおりの真南風便り」に代表と子供たちが出演しました。
この屋上に、先生たちと避難した子供たち。
この”ありがとうメダル”は宝物になりました。
このメダルを大切に子供たちの思いに応え、未来にまた来るであろう津波のときには、一人でも多くの命を守る事が出来るよう、桜の木を植樹してまいります。
大切な時を、本当にどうもありがとうございました。
当日のFTV福島TVスーパーニュース・KFB福島放送で、桜の植樹の様子が放映されました。