4月7日。
さくら並木宮城拠点は福島県新地町雁小屋防災移転地(第9行政区)にて植樹会を開催しました。
福島県新地町雁小屋防災移転地(第9行政区)
雁小屋集団移転地は東日本大震災の大津波により以前のお住いになっていた地域(沿岸部)の方達の移転地で、新しい行政区となりました。このたびはしっかりとしたコミュニティ形成を目指して頑張っておられる雁小屋自治会と当会の共催という形で植樹会が行われました。
植樹場所は雁小屋地区の北側にある小高い丘。ここは毎年近所の方が草刈りをしてくれてましたが、ここを花見ができる場所にという住民さんの意見がまとまり、さくら並木宮城拠点に植樹依頼がきました。
お集まりいただいたのは雁小屋地区の住民さんのほか、濱野大戸浜区長や毎年開催されるオーガビッツマッチ(Jリーグのベガルタ仙台戦)で仲良しの新地町のサッカー少年団の子供達がこの植樹会の手伝いにきてくれました。みんなありがとう!!
ご挨拶のあと、この桜の丘のシンボルツリーとなるしだれ桜の成木と石碑のお披露目。このしだれ桜の成木と石碑は「東北の子供達に桜を」というコンセプトで当会にご寄付していただいた日本ロレアル株式会社キールズ様のご寄贈。そして正面には「笑顔と元気が生まれる 平和の桜」と、雁小屋地区でみんなが仲良く暮らしていきたいという横山自治会長の願いの文言が刻まれました。
とても素晴らしい言葉ですね。そして21本の苗木を笑顔で植樹。明るい子供達の笑い声が溢れ、この丘は心温かい場となりました。
植樹会の後は、雁小屋地区の集会所で餅つき会。この餅つき代もキールズ様のご寄付で開催することができました。餅は子供達がたくさん食べてくれたおかげで(笑)、すべてなくなったとのことです。キールズ様。ありがとうございました!!
雁小屋地区は当会と仲良くしてくれている住民さんが多く、「バーベキューをするか」。「来年は花見をしよう」という話が早速出ているようで、本当に実現していただければ当会としては何より嬉しいです。
「笑顔と元気が生まれる 平和の桜」
雁小屋地区の皆様が、いつまでも平和に仲良く暮らしているのを優しく見守る桜に育ってほしいものです。
NPO法人さくら並木ネットワーク
🌸この福島県新地町雁小屋集団移転地植樹会は東日本大震災復興支援「JT NPO応援プロジェクト」の資金及びキールズ様のご寄付により実施いたしました。ご協力感謝申し上げます。