3月3日。
さくら並木宮城拠点は宮城県石巻市の一皇子神社にて今春4回目の植樹会を行いました。

宮城県石巻市一皇子神社

一皇子神社は後醍醐天皇の皇子護良親王(もりながしんのう)が西暦1335年に鎌倉で殺されず石巻に逃れて隠れ住み、数年後ここで亡くなり祀られたという言い伝えがあるそうです。地域の方達の心の拠り所となり大事にされてきた神社ですが、東日本大震災の大津波により被災。それ以来地域の皆様は少しずつこの一皇子神社を再建しようと頑張っておられます。

3日は前日前々日に東北地方に吹き荒れた暴風雨が嘘だったように植樹日和。まるで一皇子神社の再建を心から願う地域の皆様を応援するかのような天気でした。

この一皇子神社の5本の桜の植樹をお手伝いしにくれたのはTANAKAホールディングスの皆様。
ご挨拶のあと作業開始。

鳥居の近くに成木2本。そして津波で枯れてしまった桜の植え替えとして苗木を3本を植樹しました。

地域の方達もTANAKAホールディングスの皆様も普段はなかなかお会いできる機会はあまりないと思いますが、全員で力を合わせて行う作業を楽しまれたようで笑顔満開でした。

一皇子神社では4月上旬頃に春祭りを開催するそうです。一皇子神社が震災前の姿に戻るのはまだまだ時間がかかると思いますが、この桜が一皇子神社再建の一助となり、そして将来は一皇子神社のあらたな象徴となってくれることを望んでおります。

追記
田中ホールディングスの皆様は、この一皇子神社植樹会の前に2015~2016年春に植樹した宮城県仙台市若林区の老人福祉施設杜の里と、2017年に植樹した宮城県東松島市の宅老所すみちゃんの家を訪問しました。

さくら並木ネットワークは被災地域の桜植樹事業とともに、当会を通じて被災地域に温かい目を向けていただいている全国の支援者やボランティアの皆様と被災地域の皆様との友情を構築していく事業も積極的にしていきたいと考えております。

NPO法人さくら並木ネットワーク

🌸この一皇子神社植樹会は東日本大震災復興支援「JT NPO応援プロジェクト」の資金及び田中ホールディングス株式会社様のご寄付により実施いたしました。
ご協力感謝申し上げます。

🌸さくら並木ネットワークは春植樹シーズンが始まりました。それとともに今春の「桜基金」の受付も募集しております。被災地域の皆様にあらたな喜びと癒しをもたらす桜を一本でも多く植樹するために、ぜひ当会の「桜基金」のご検討をよろしくお願い申し上げます。
(「桜基金」の申し込みは下記のフォームにて承っております)
http://sakuranamiki.jpn.org/support_m
クレジット決済も可能になりました。