3月4日。
さくら並木ネットワークは亘理町鳥屋崎地区の塩釜神社に植樹をしてきました。

亘理町鳥屋崎地区塩釜神社

鳥屋崎地区は、2014年春と秋に現地再建された住民さん(震災前は100世帯ですが震災後は約半分の世帯の地区となってしまいました)の敷地内や鳥屋崎地区の入り口の沿道、そして塩釜神社にも植樹しましたので今回が二回目の植樹となります。

メンテナンスのご報告と桜の植樹予定:宮城県亘理町鳥屋崎地区
http://sakuranamiki.jpn.org/archives/8982.html(鳥屋崎地区の紹介記事)

今回は佐藤区長と三本の大漁桜を植樹しました。

この塩釜神社は震災前は松に覆われ地区で大事にされていた神社でしたが、津波による塩害で松枯れがひどく前回もそうでしたが今回も枯れた松を伐採したスペースに桜を植樹しました。この津波による塩害によって枯れた樹木のかわりに桜を植樹してほしいという依頼は以前から多く、これも被災地域の緑化環境が震災前と大きく変わってしまったことを如実に表しているといえるでしょう。

そんな津波の傷痕が大きく残る塩釜神社ですが、震災前と変わらず鳥屋崎地区の皆様はこの神社を大切にし定期的に草刈りや掃除をしているそうで、4月にはお祭りも行われるそうです。

桜によって塩釜神社は震災前とは違う姿になると思いますが。鳥屋崎地区の皆様の心を和ます桜に成長してほしいと願っています