宮城県石巻市牡鹿半島鮎川浜

今春の新しい植樹地が決定しましたのでご紹介します。

宮城県石巻市牡鹿半島の鮎川浜は石巻市街から1時間ほど車で走った牡鹿半島の先端部分にあり捕鯨地域としても有名な場所です。鮎川漁港を中心に漁業が盛んな地域でしたが、2011年3月11日の東日本大震災の津波はこの鮎川浜も襲いました。

津波の高さは約8メートルとも言われており、死者77名行方不明者10名の尊い命が犠牲になりました。

現在の鮎川は徐々にですが災害公営住宅ができてきており、仮設住宅からの移転が少しずつ進みつつあるというところです。

このたびご縁があり今春の植樹が決まったのはこの鮎川浜の鮎川湾を半分囲うような形の高台にある清崎地区の清崎復興公営住宅周辺。

清崎地区は震災前から鮎川浜の福祉拠点として開発されていた鮎川湾が一望できる地区で、病院、老人ホーム、デイケアセンター、入浴施設などが整備済みであり、そのためこの清崎復興公営住宅はご高齢の被災者が入居する復興住宅となっております。

この清崎復興公営住宅に植樹する場所は二か所。清崎地区のちょうど真ん中にある公園に27本と鮎川湾を見渡せる復興公営住宅前の直線の空き地に18本の桜(桜並木になりますね)と、ともに素晴らしい場所に植樹できることになりました。

この清崎復興公営住宅の住人や福祉施設関係者の皆様だけでなく、将来は鮎川浜のあらたな花見スポットになってほしいなと思います。

後に募集フォームを作り詳細をお知らせしますが、ここは鮎川浜清崎植樹祭として今年4月8日の開催が決定しており、また準備日2月19日とともに(桜を植樹する地点の土壌改良などをいたします)ボランティア募集をさせていただきます。

さくら並木ネットワークと一緒に清崎植樹祭を作りあげ、鮎川浜の皆様に喜びの桜をプレゼントしませんか?

よろしくお願いいたします。