さくら並木ネットワークは只今秋植樹のシーズンに入っております。11月21日は宮城県石巻市牡鹿半島の桃浦地区の洞仙寺の植樹をしてきましたのでご紹介いたします。
宮城県石巻市牡鹿半島桃浦地区洞仙寺
石巻市牡鹿半島の桃浦地区は東日本大震災により甚大な被害に遭い、65軒あった集落のほどんどが倒壊・流失の被害を受け、大多数の住民さんは先祖伝来の土地を離れざるを得ない状況となってしまいました。
そんな桃浦地区にある洞仙寺は550年以上の歴史があるお寺なのですが、この洞仙寺も東日本大震災の大津波により本堂、庫裏がなくなり境内も大きな被害を受けてしまいました。しかしこの秋に全国の方のご協力により東日本大震災物故者二万人供養見守り観音堂が完成。
さくら並木ネットワークの桜の成木1本と苗木1本はありがたいことにこの観音堂の由来が書かれた石碑の横、もう一本の苗木は観音堂の横に植樹させていただけることになりました。
本日が洞仙寺の東日本大震災二万人御供養「見守り観音堂」落慶法要だったのですが、植樹作業は昨日の段階で苗木植樹と成木設置はほとんど住職様や住民さん達としておき、今日の落慶法要を取り仕切った総持寺の副貫主様によって桜の成木に土をかけていただき桜の植樹式をしてもらいました。
今朝の東北地方は大きな地震が起き沿岸部には避難勧告が出たくらいですが、今日午後の洞仙寺の落慶法要が無事終わってよかったと思います。今日の洞仙寺には何百人もの人が集まったそうです。
さくら並木ネットワークにとって洞仙寺の見守り観音堂に桜植樹させていただいたことはもちろん、植樹式までしていただいたことはとても光栄なことだと思っております。
改めまして。
東日本大震災で亡くなられた方の御冥福をお祈りいたします。