4月13日土曜日。
今回で3年目を迎える釜石市・鵜住居小中学校裏山の桜植樹プロジェクトが行われました。

岩手県釜石市鵜住居地区

本年は企業ボランティア39名(ジューテックホールディングス株式会社様・東京流通センター様)と地元の古川愛明議員ら有志の方々約20名により20本のエドヒガン桜が植樹されました。また鹿による獣害が顕著な為、防獣ネットの設置も同時にされました。

今年9月にはラグビーワールドカップが行われるこの鵜住居は今まさに復興建設の真っ只中にあり、ラグビー場・復活した三陸鉄道・三陸地方で最も高い防潮堤の1つの建設などがリアルタイムで一望する事ができます。

学校の裏山を桜の公園にして、いつの日か街を眺めながら花見をしたいという地元の希望と同時に、今訪れてくれた方々には、鵜住居の復興の姿から良い事も矛盾する事も含めて、それぞれが自分たちの街に持ち帰って頂きたい。そして万が一の災害から自分の命を守る事について考える機会になればという地元の想いが、1人でも多くの参加者の方々に伝わればと願っております。

このプロジェクトは震災10年の節目まで続く予定です。末永くご支援ご関心を持って頂けたら当会としても幸いです。

午後、ジューテックホールディングス株式会社の皆様は2014年に植樹した桜を見学されました。釜石市にもようやく遅い春が花開きました。

(写真はエドヒガン桜)