植樹地のご紹介：宮城県石巻市雄勝町波板地区NPO法人さくら並木ネットワーク

今春の植樹地のご紹介です。

震災前は波が穏やかな海水浴場があった美しい地区でしたが、東日本大震災の大津波により17世帯が被災。震災前から既に限界集落化していましたが、波板地区会はそのことを素直に受け止め、東北大学の学生や東京の有志の皆さんと「ナミイタ・ラボ」を結成。外部からの交流人口を増やそうと奮闘している地区です。

さくら並木ネットワークはそんな波板地区とご縁が深く2015年春に沿岸部に。そして2016年は当時やっと完成しつつあった公営住宅周辺に桜を植樹しました。

そして以前から波板地区の皆様が桜を植樹したいとおっしゃっていた沿岸部広場の用途がほぼ決定し、今春念願の桜植樹会が開催できることになりました。

この沿岸部の広場は震災前は地区の皆様が住まわれていたところであります。つまり桜が大きくなったときは以前とは全く違う風景となってしまいますが…。しかしそれでも自分の住んでいた地区を愛し、いつかまた多くの人が訪れる明るい地区になってほしいと願う方達が波板地区にはたくさんいます。

波板地区のお近くに来た際は、ぜひそんな住民さん達や桜に会いにきてください！！

植樹地のご紹介：宮城県石巻市雄勝町波板地区