東日本大震災を機に東京の花業界・関連団体の有志により2011年に設立されたNPO法人さくら並木ネットワーク。
2012年春から東北に植樹した桜は今年の春で4600本を超えました。
初期に植樹した桜は花見ができるくらいに成長したものもあり被災地域の皆様のあらたな喜びと癒しになっております。これもひとえに被災地域の皆様が当会の桜植樹活動を愛し続けてくれたおかげであり、全国いや世界各国の数え切れないくらい多くの支援者やボランティアの皆様が当会の活動を応援し続けてくれたおかげであります。
いつも本当にありがとうございます。
そんな全国の皆様にさくら並木ネットワークからお知らせがあります。
東京の花業界の有志により設立された当会は、東京都世田谷区に本部があり東北地方には常駐スタッフをおいて桜植樹活動しておりましたが、今年春植樹時点で被災地域に植樹した桜は4600本を超え植樹後の桜のメンテナンスやケアがとても重要な時期になってきました。
また近年被災地域の皆様の状況も徐々に高台(集団)移転が進みつつあり、当会の植樹依頼もその移転先でのあらたなまちつくりやコニュニティつくり、また地域活性化の一助として桜を植樹し花見スポット(観光地化)を目指したいなど地域によりニーズが多様化してきております。
そこでさくら並木ネットワークは被災地域の皆様の多様な植樹ニーズや今まで植樹してきた桜のメンテナンスにさらに力を入れるため、東京本部のほかに宮城県県仙台市にさくら並木ネットワーク・宮城拠点を設置し職員も一名増員することにいたしました。
東北事務所・宮城拠点は仙台市若林区上飯田にあり(いずれ当会のHPにも正確な住所を記載します)、今までの常住スタッフ一名加え7月16日に宮城拠点付で一名入職する予定になっております。
さくら並木ネットワークにはもうすでに被災地域の皆様から来春の植樹依頼もたくさんいただいており、当会の東北地方で果たすべき使命は長く続くものと考えております。
その使命をしっかり果たすため、そして被災地域の皆様の当会への期待を今まで以上に応えていきたいがために宮城拠点を設置いたしました。
当会のそんな強い意志と本気を感じ応援してくださると嬉しく励みに思います。これからもさくら並木ネットワークのご支援とご協力のほどよろしくお願い申し上げます