3月25日
新しい植樹地が決定しましたのでご紹介します。
宮城県石巻市鮎川浜清崎地区おしか清心苑
宮城県石巻市鮎川浜清崎地区は震災前から鮎川の福祉拠点として開発されていた地区で、震災後建設された清崎公営住宅周辺に4月8日(土)鮎川浜清崎地区植樹会として46本の桜を植樹することが決定しています。
鮎川浜清崎地区の記事
http://sakuranamiki.jpn.org/archives/9625.html
4月8日の鮎川浜清崎地区植樹会の植樹ボランティア参加フォーム
http://sakuranamiki.jpn.org/archives/9663.html
そしてご縁があり同じ清崎地区のおしか清心苑の今春の植樹も決定しました。
おしか清心苑は平成15年4月1日に清崎地区に開所した特別養護老人ホームです。震災時は津波被害はなく入居者や職員の皆様の被災はありませんでしたが、ご家族の行方不明や自宅流失は多数にのぼりました。
3月11日から31日は帰れなくなった職員と入所者とともに一緒に生活し、震災当初は隣接する福祉課には400人ほどの避難者がおりその中の集団生活のできない方や職員家族、また他グループホームの利用者や職員を受け入れ。そして石巻市の依頼で要援護者10名を徐々に受け入れてほぼ一年を過ごし、多いときは130人ほどの方がおしか清心苑で生活をともにしていました。
今現在は平常勤務に戻っていますが、震災時の経験や反省を教訓に日々の運営に生かしているそうです。
さくら並木ネットワークはおしか清心苑のご依頼により開所日に当たる4月1日午後に職員の皆様とともに8本の桜を植樹します。
開所してから14年。そして震災から6年目の桜。この桜がおしか清心苑の今後のさらなる発展と震災で大変なおもいをされた入居者や職員の皆様のあらたな楽しみとなってくれることを願っています。