3月27日(土)に宮城県山元町の戸花山にて桜の植樹会が行われました。当日は、天候に恵まれ澄み渡る青空とポカポカ陽気で絶好の植樹日和となりました。

今回は地元「戸花山つつじ・桜サポータークラブ」の皆様と長年桜のご支援を頂いているオーガビッツプロジェクトのご担当者、総勢25名を超える参加者が集い、戸花山へ江戸彼岸桜と神代曙桜を合計15本植樹しました。

植樹場所は、なだらかな山の斜面で表面は落ち葉などで腐葉土のようになっているのですが少し掘り起こすと木の根などが出てきます。ツルハシやスコップで悪戦苦闘しましたがそこは長年この山に桜などを植樹してきた皆さん。1時間もかからず作業が終了しました。

山元町は先日の地震で家屋に被害を受けたお宅も多く水道の断水も1週間ほど続きました。「災害は忘れたころにやってくる」とは言いますが東日本大震災から10年目の今年、誰も忘れていなくとも災害は起きてしまいます。

山元町には東日本大震災の教訓を後世に伝える震災遺構の中浜小学校が戸花山から程ないところにあります。またその間には新鮮な野菜と美味しいいちごが買える「やまもと夢いちごの郷」もあります。さらに12月から6月ころまでは、食べ放題のいちご狩りも楽しめます。震災の教訓を学べるだけでなく味覚も満足して頂ける山元町へ足を運んで見てはいかがでしょうか。

※コロナ感染対策のため参加者は、全員体温チェックと体調確認の上マスク着用とソーシャルディスタンス確保の上ご参加頂いています。