植樹地イメージ

さくら並木ネットワークの活動は、東日本大震災の津波到達地に桜並木を植樹し、100年後の未来に津波の被害を伝承する事を目的としています。

現地との情報交換はできるだけ密に行い、復興状況やご希望を考慮しながら植樹の計画をたてさせていただいております。また当会では津波到達地の植樹だけではなく、今後数年かかる集団移転、復興住宅移転、高台移転に伴うあらたな町づくりとしての桜植樹、防災教育のための子供の施設・学校等の植樹も行っており、そのようなご依頼も多くなってきました。

さくら並木ネットワークでは、引き続き植樹地の情報を募集しております。植樹地についての情報をお気軽にお寄せください。

<現在、植樹した桜のメンテナンスを中心に活動を行うため、植樹を一旦停止させていただいております。ご了承ください。>

桜の植樹地について

  • 桜の植樹地は津波到達地(近隣)を予定しています。
  • 基本的にできるだけ現地のご要望にお応えする現地主体での植樹を行います。
  • 植樹地は現地の状況や事情等を検討し、個人・関係者・自治体・市町村等と協議の上、決定いたします。
  • 高台移転地等「津波到達地点ではないけれど桜の植樹をご希望」の場合も検討いたします。(関連支援団体のご紹介等で対応させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。)

被災された地域の皆様へ

もし桜植樹をご要望がありましたら、さくら並木ネットワーク事務局にお問い合わせください。植樹にかかる苗木代や諸経費は無料です。すべて全国各地の皆様からのご支援により植樹を行っております。用途の決まっていない土地やここに桜を植樹すれば将来地域の皆様が喜ぶのではないかという場所はありませんか? 私達さくら並木ネットワークは被災された皆様が喜んでいただけるならば、慰霊、街づくり、地域のあらたな喜び、観光地化などいろいろな用途に合わせ、柔軟に対応いたします。

また、桜は20年もすればとても大きくなる木ですが、さくら並木ネットワークは苗木業者と提携していますので、小さな土地でもあまり大きくならない桜を用意し植樹することも可能です。そのような場所でも遠慮なくご相談ください。また「とりあえず植樹の話を聞いてみたい、今は区画整備が行われていないけど数年後に」というご相談でも結構です。現地コーディネーターが対応させていただきます。

ボランティアの皆様へ

一部のボランティア様は桜のメンテナンスや植樹予定地の開墾、桜植樹作業などをお手伝いしていただいております。あらためて御礼を申し上げます。

皆様の中には長期にわたりボランティアをしている方もおられると思います。被災地域に詳しくなったり被災者様と顔見知りになっている方もいらっしゃるかもしれません。もし、桜を植樹してほしいという話、また地域の顔役になっている方などをご存じであれば、さくら並木ネットワークに紹介していただければと思います。そういうことから地域の方が喜ぶ植樹につながった例は多々あります。よろしくお願い申し上げます。

被災者被災地支援活動をされている皆様へ

もし桜植樹を希望されている地域や被災者様がおりましたら連絡をいただければと思います。またさくら並木ネットワークは桜を植樹する活動がメインですが、ほかの活動をしている団体とコラボや協力して活動することも可能です。

例えば被災地域に密着している支援団体なら植樹を絡めたイベントをしたり、ほかの木や花を植えるような団体なら広い桜植樹地などにそれを植えてみたりというようなことです。
支援団体の枠を超え協力関係を築いていけば、被災地域の皆様にさらに喜んでいただくことも可能かと思います。ぜひご検討のほどよろしくお願い申し上げます。

桜植樹地決定までの流れ

桜植樹のご希望・情報〜決定までの流れ
お問い合わせ
桜並木の植栽地、被災地の状況等の情報を募集しております。まずはメール・お電話・FAXにて、お問い合わせ、情報をお寄せください。

お問い合わせの際は、現地所在地(住所)・ご担当者様のお名前・ご連絡先をお知らせください。

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担当者よりご連絡
さくら並木ネットワーク、担当者よりご連絡をさせていただきます。
その際、現地の状況・ご希望等をお聞かせください。

場合により、コーディネーターが現地に赴き関係者の方々とお話しさせていただきます。

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検討
当会では、基本的にできるだけ現地のご要望にお応えする形で桜の植樹を行う方針です。

植樹地の状況や桜の品種、本数、ご要望などを考慮し検討いたします。
その際、何度かのミーティングが必要になる場合がございます。

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桜植樹が決定後
桜の植樹が決定いたしましたら当会よりご連絡いたします。

当会では100年後にこの平成大津波を桜並木で伝承して行く事を目的としているため、植樹する桜は寿命の長い品種(江戸彼岸桜、紅枝垂桜、大島桜等)を予定しており、桜の健全な育成のため毎年3~4月に植樹を行います。

また、桜の植樹は東北地方の経済復興を考え、現地の造園業者様への発注、植樹後のメンテナンス等も現地の皆様に行っていただく事を基本といたします。

桜植樹決定後、お打合せの上、現地の方々のご要望・土地の状況・桜の品種等専門家の方々のご意見も考慮し、植樹内容・スケジュールを決定いたします。

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桜植樹
people02春。(植樹は2月下旬~4月・1部11月に行います)

まだ、肌寒いであろう日本の大切な地、東北。

東日本大震災の大津波伝承のために、桜を植樹します。

1本でも多くの桜で、1か所でも多く桜並木で、多くの方のお役にたてるよう、皆様の情報をお待ちしております。