2016年秋の植樹が終了し、現在さくら並木ネットワークでは2017年春の植樹に向けて準備と調整を進めています。

2017年の春は、高台移転地や地域コミュニティーの街づくりのための桜の植樹、また、被災地域の復興計画が徐々に決まってきている中、新たな大きな植樹計画のご相談も複数いただいている状況です。

植樹が決定している植樹地の一つ、南三陸町の『海の見える桜森計画』をご紹介いたします。

南三陸町『海の見える桜森計画』

宮城県本吉郡南三陸町。本吉郡の南部に位置した、志津川湾、伊里前湾に面するリアス式海岸特有の海の景観の美しい町。この地も東日本大震災の津波で大きな被害に遭いました。

あれから5年。ホテル南三陸観洋様と地元有志の皆さんの発起で、「震災慰霊の桜森を作る計画」が立ち上がりました。ホテル南三陸観洋の背後地にある志津側湾と戸倉を一望できる丘を一部伐採整備して頂上部分に約30~40本ほどの桜を植える計画です。

約8ヘクタールある開発予定の丘は、豊かな森も残されているので、全て伐採しないで木々を残し間伐などを中心にして、桜を植樹する。また近くには古道・陸奥トレールもあり今後の開発が期待されています。

自然の森に桜が咲く、追悼の丘・新名所にしようという壮大な企画です。

南三陸町『海の見える桜森計画』の進捗のご報告

第一回目の伐採と伐採しないで残す自然木をマーキングする作業を行いました。

南三陸町・海の見える命の森計画
http://sakuranamiki.jpn.org/archives/9211.html

12月13日(火)に2度目の伐採を行いました。

この伐採で志津川まで見えるようになりました!

宮城県南三陸町、ホテル観洋様の海の見える命の森プロジェクトの展望エリアの伐採作業は順調に進んでおります。

さくら並木ネットワークではこの南三陸町『海の見える桜森計画』プロジェクトのパートナー企業様・支援者様を募集しております。壮大な企画のため皆様のご参加とご協力が必要です。

ご参加いただける企業様・支援者様は、下記のお問い合わせフォームよりご一報いただけましたら幸いです。

南三陸町『海の見える桜森計画』のご報告は随時行ってまいります。引きつづき、どうぞよろしくお願いいたします。