11月9日。
さくら並木ネットワークは仙台市宮城野区白鳥地区の桜のメンテナンスをしてきましたのでご紹介いたします。

仙台市宮城野区白鳥地区

白鳥地区は仙台市宮城野区仙台港近くの七北田川沿いにある住宅街ですが、2011年3月11日の東日本大震災の大津波は七北田川をさかのぼり白鳥地区も大きな被害が出てしまいました。

白鳥地区には七北田川に沿って堀があり、その堀沿いに初代町内会長が植樹した桜並木がありましたが津波の塩分によりほとんど死滅。しかし白鳥地区では初代町内会長の遺志を継ぎこの桜並木を再生しようと「中野新町桜の木保存会」を発足し、さくら並木ネットワークは2014年3月29日に中野新町桜の会保存会からの依頼で、住民さん、この桜並木の桜の支援者となっていただいたガーデンシティクラブ大阪やボランティアの皆様と26本のしだれ桜を植樹しました。

9日はこの秋最大の冷え込みでしたが桜は順調に育っていました。

しだれ桜は他の桜より育てるのに手間と時間がかかるのですが、この桜並木は中野新町桜の木保存会の皆様が大切に草刈りなどのメンテナンスをしてくれています。

下枝を切り落とし、追肥として鶏糞をやり誘引をし直してきました。

東日本大震災の大津波は東北地方沿岸部に大きな被害をもたらしましたが、沿岸部には中野新町桜の木保存会のように地域の伝統を守るために奮闘している人達もたくさんいます。

さくら並木ネットワークは桜の成長を見守りつつ、そんな方達をお手伝いをしていければと思っております。これからも当会のご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。