前回の記事で、11月20日午前中行われた石巻市中里地区のなかよし保育園の植樹のご報告をさせていただきましたが、今回はなかよし保育園に引き続き午後に植樹が行われた石巻市駅前親交会のちびっこ広場(公園)の報告をさせていただきます。
駅前親交会(駅前北通り)はその名のとおり石巻駅近くにある地区ですが、ここもなかよし保育園と同じように1.5メートルの浸水被害にあったところです。
駅前北通り4丁目にあるちびっこ広場は震災直後は水浸しになった畳や瓦礫の置き場となっていました。
駅前親交会ちびっこ広場
駅前親交会がさくら並木ネットワークに植樹を依頼したのは、、菊澤町内会長をはじめ住民さんたちが子供たちのために作り上げてきたちびっこ広場の桜が塩害で枯れてしまったためです。そしてあらたにこの公園に桜を植樹してみんなで元気を取り戻したいというのが理由としてありました。
植樹は午後1時30分から地元住民さん20名、なかよし保育園に引き続きこのちびっこ広場の桜の支援者となっていただいた富士通エフサスの皆様。そして当会のさくら大使を務めていただいている歌手普天間かおりさんと作業しました。
住民さんも桜をあらたにちびっこ広場に迎えることに対して士気が高く、富士通エフサスの皆様や普天間さんも住民さんと交じって作業をされ笑顔が絶えない植樹会となりました。
植樹会の後は集会所で普天間さんのミニライブ。
「桜大事に育てるよ」との言葉も聞かれ、普天間さんと住民さんたちの素晴らしい交流会ともなりました。
植樹が終わる間際。
ちびっこ広場に子供たちがやってきてサッカーをやり始めました。
そして一緒に記念撮影。
きっと駅前親交会の皆さんはこんな子供たちに少しでもいい環境を作ってあげたいと思い、今回の植樹を決意されたのでしょうね。そんな皆さんの気持ちに応えることができて光栄です。
今回植樹された7本の桜たちよ。
駅前親交会の住民さんを見守る優しい桜に育ってね。