本日11月20日。
午前中石巻市中里地区のなかよし保育園、午後駅前北通りのちびっこ広場にて桜の植樹を行いました。
とても内容が濃い一日でしたので二回に分けて報告いたします。
午前中植樹したなかよし保育園がある中里地区は今でこそ閑静な地区となっておりますが、石巻市の大部分の地区がそうであったようにここも津波が来ております。
なかよし保育園での植樹
東日本大震災があった3月11日のなかよし保育園。
職員さんや子供たちが園の中に閉じ込められ、3日後やっと救出されたそうです。
そんななかよし保育園には中里地区の住民さんや子供たちに親しまれていた桜がありましたが塩害で枯れてしまい、今回ご縁があり新しい桜を植樹しようとなったわけです。
今回はこのなかよし保育園の桜の支援者となっていただいた富士通エフサスの皆様。
そして当会のさくら大使を務めていただいている歌手普天間かおりさんが植樹に参加してくれました。
ありがとうございました。
植樹の前に普天間かおりさんから子供たちに、絵本とスマイル文庫(絵本の読み聞かせと歌)をプレゼントされました。
なかよし保育園の子供たちはとても声が大きくて可愛くて…。
富士通エフサスの皆様もニコニコ顔。
お礼に元気な踊りを見せてくれました(笑)
そして桜の植樹。
子供たち、職員さん、富士通エフサスの皆様や普天間さんと明るい雰囲気の中作業開始。
富士通エフサスの皆様も子供たちにすっかり懐かれ抱っこ大会が行われたり…(笑)
桜とともにこれからの未来を背負っていく子供たちを優しく大人たちが見守るような…。
そんな素晴らしい植樹会となりました。
桜が大きくなる頃には子供たちも大人になっていることでしょう。
でも今日植えた桜と楽しかった思い出は忘れることはないと思います。
そしてこの桜はなかよし保育園に入ってくる将来の子供たちを温かく見守っていく…。
そんな優しい桜に成長してほしいと願っています。
追記。
今回のなかよし保育園と駅前北通りのちびっこ広場の植樹の様子は11月21日の産経新聞東北版に掲載されました。