2014年春の植樹も終盤となりました。
4月20日の岩手県山田町から東京に向かう北から南に南下する車中からは、つぼみが開きだしたばかりの桜から、満開の桜、葉桜やソメイヨシノの後に咲く八重桜まで鑑賞しました。山々の緑の中には、薄いピンクの花を咲かせる自然の山桜の大木が1本、2本。
各地で桜が咲き乱れる風景に圧倒され、日本は本当に美しい国だと感じました。
今年植樹した桜の成長と未来を想像しながら。
4月19日石巻市牡鹿半島小積浜地区
岩手県山田町の植樹準備を行った、4月19日。
石巻市牡鹿半島の小積浜地区では植樹を行いました。
小積浜地区は今回の東日本大震災の大津波で22戸の3分の2世帯を流失し、地区に住んでいる方は8戸となってしまいました。
今回の植樹は小積浜に残った方も残念ながら地区を離れた方も将来一緒に花見を楽しめるようになってほしいという阿部区長さんのおもいで企画されました。ボランティア参加してくれたのは自分の友人の渡辺由香さん。彼女は高校を卒業したあと小積浜地区の近隣にある荻浜小学校に事務員として就職しており、小積浜のこともよく知っているのでぜひ参加したいということで手伝ってもらうことになりました。
当日は住民さんの地区の清掃活動も植樹のあとに計画されていたため、現地再建されたほとんどの皆さんが来ていただきました。
植樹場所は法政大学の学生が制作した海の目の前にあるお地蔵様の祠の後ろ。県道沿いの桜が枯れたところ。小積浜中心部などに計16本。
皆さん笑顔も多く植樹をとても楽しんでいただいたようでした。午後からは渡辺さんと防鹿ネット張りをしました。