4月2日。気仙沼市一景島公園の桜植樹式が盛大に行われました。

気仙沼市・一景島公園

この日集まったのは地元住民を中心に菅原市長・寄贈者の日本倉庫協会さま・ボランティアなとまおよそ100名。一景島神社総代の熊谷義弘さんの発案で始まったこの企画。

この一景島神社は昭和31年までは海に浮かぶ岩礁の神社でしたが、日本の高度経済成長期に埋め立てられその周りに気仙沼の水産業を象徴する町が形成されてきました。今回の津波で完全に水没しましたが、現在水産施設を中心に嵩上げ再建がすすんでいます。この神社の岩礁は気仙沼の歴史そのものを物語る重要な施設として周囲の公園は嵩上げされるなか、神社だけはかつての高さに保たれました。

ここでお花見したという記憶のある、かつての住民の方々が今は住めなくなったこの区域の再建のために驚くほど多く集まり、感激いたしました。

桜を植える事だけが目的でなく、

みんなで植えて
みんなで管理して
みんなでお花見再興を夢みて
また集まろう。

桜を契機にした街づくりコミュニティ形成がなされていくよう。これからも様々なイベントを企画して行きたいと思います。

河北新報 紹介記事
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170404_13019.html