前回の投稿で、鹿に桜が食べられる被害が多い石巻市牡鹿半島で桜に防鹿ネット柵を設置する「牡鹿半島の桜を守ろうプロジェクト」として小積浜地区のことをお伝えしました。今回は第二弾。

12月1日と5日の二日間で今度は荻浜中学校に柵設置してきました。

荻浜中学校は海岸に面しており、東日本大震災の津波は体育館と技術室を飲み込み(校舎は少し高台にあるため無事でした)、生徒の親御さんたちは数日後船で迎えにいったという中学校です。

荻浜中学校の牡鹿半島の桜を守ろうプロジェクト

桜の植樹は今年の2月28日。
地域の過疎化が進んでいるため卒業する3年生も含め全校生徒9名と少ないですが、みんなとても仲良く温かい雰囲気の中行われました。

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そんな思い出のある荻浜中学校の桜ですが、ここでも校庭に鹿が入り込み食べられてしまった桜が数本出てしまいました。思い出の桜が全部食べられてしまってはたまらないということで、植え替えたあと柵を張ることにしました。

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今回お手伝いしていただいたのは、1日は西本願寺ボランティアセンターから二人のボランティアさんと鹿内一樹さん。そして5日は西本願寺ボランティアセンターから二人のボランティアさんが手を貸してくれました。

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当日は雨。
そして今日は海風が冷たく少し雪もぱらつくという両日とも悪コンディションでしたが、ボランティアの皆様が頑張ってくれたおかげで何とか二日で10本の柵を設置することができました。ご協力感謝いたします。

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多くの人の優しさに包まれている荻浜中学校の桜。
無事将来の荻浜中学校の生徒さんたちを見守る桜に育ってくれるといいですね!