2014年4月12日(土)。2箇所で桜の植樹を行いました。
一箇所は仙台市若林区三本塚地区。三本塚地区のご報告はこちらをご覧下さい。
そして、もう一箇所は、このサイトでもボランティア募集のお知らせをさせていただいた、桜ライン311様との合同植樹会・陸前高田市上長部地区。
強風の中でしたが、お集まり頂いたボランティアの皆さんのお力で無事植樹が終了いたしました。
2014年4月12日(土)陸前高田市上長部地区
4月12日土曜日
陸前高田の桜ライン3.11さんとさくら並木ネットワークによる50本の桜の共同植樹が同市上長部にて行われました。
3年前上長部では15名の方々が亡くなられ、多くの家屋が流出しました。
桜ライン、さくら並木の両団体は2011年冬から上長部の方々の要請に応じてそれぞれの場所に桜を植樹して参りましたが、3年経ちこの度初めて共同で植樹をすることになりました。
場所はJFL(日本フットボールリーグ)の寄付によって造られたサッカー場の背後の斜面で、高台移転した住宅地の斜面でもあります。三段に桜を植樹し、一番下のラインが今回の津波到達ラインという事で、上長部の地元では桜と共に津波襲来を伝える看板を建てる予定だそうです。
当日は34名のボランティアの皆様が全国よりお集まりいただき、急斜面で強風と砂塵が吹き荒れる中で植樹が行われました。ボランティアの皆様ありがとうございました。
また今回の共同植樹のきっかけは昨年、東北さくらライブプロジェクトの皆様が、さくら並木を宮城の、桜ライン311を岩手のパートナー役として選んで頂いた事に端を発しております。また当日は同プロジェクトのメンバーの皆様もボランティアとしてご参加くださいました。ありがとうございました。
今回共同での植樹を行えたことはさくら並木ネットワークとしましても大きな経験となりました。今後もお互いに交流を重ね。共に後世と現在の全国へ向けて今時津波の記憶の伝承に寄与できればと思います。
尚、東北さくらライブプロジェクト様 Facebookページにて、当日の詳しいレポートが公開されています。
是非ご一読ください。