2月16日(土) 仙台メディアテークにて、イベント『震災と桜と私たちの未来』を開催されました。
2011年3月11日に発生した、東日本大震災の甚大なる被害。被災地仙台で「震災を風化させず、伝え続けること」「これからの未来」について、学ぶ貴重な一日となりました。
仙台で、既に様々な活動をされている方々、近隣や仮設住宅で暮らしていらっしゃる方々、東京から駆けつけてくださった方々、当日ご参加くださった方々、会場は約150名の皆さんでほぼ満席となりました。
『震災と桜と私たちの未来』実行委員長 花と緑の力で3.11プロジェクトみやぎ委員会 鎌田氏よりのご挨拶のあと、2011年アカデミー賞ノミネート作品「津波そして桜」が上映されました。
「津波そして桜」の上映後、東日本大震災発生時、志津川病院で患者を津波から逃れさせるため病院の最上階に避難させ、震災の3日後に救出されるまで医療行為を続け、米国タイム誌の2011年度の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた菅野武医師の講演「明日への希望を」。
あきらめずに生き続けること、支えあう事・・・あの震災時の様々な混乱の中、全てに立ち向かった先生はじめ被災地の皆さん。希望を持ち、未来に向かって考え進む先生の言葉一つ一つが、参加された皆さんの胸に響きました。
そして、普天間かおりさんのライブ。震災以降、何度も被災地へ足を運び、多くの方々に寄り添い、歌と心を届ける普天間さん。想いがあふれ涙ぐむ姿も・・・。普天間さんの想いがこもった「Smile Again」「千年桜」に、会場の皆さんもそれぞれの思いを重ねていらっしゃったようでした。是非、一度お聞きください。 「Smile Again」普天間かおり
終了後は、普天間さんのCD、菅野先生の著書「寄り添い支える―公立志津川病院若き内科医の3・11 (河北選書)」の即売・サイン会。多勢の方々が購入されていました。
この日の収益金・チャリティー募金より、220,860円をさくら並木ネットワークにご寄付をいただきました。
皆様、誠に有難うございました。
皆様の想いを「桜」に託し、震災を風化させず伝承するため、津波到達地点への桜の植樹を行って参ります。
今後とも、ご支援・ご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。