宮城県亘理郡山元町戸花山にて11/22(日)に桜の植樹会を行いました。

本来ならば、この植樹会は今年の3/15(日)に開催予定でしたが新型コロナウイルスの影響により延期されていたものです。そのため当日は、検温や消毒、マスク着用やソーシャルディスタンスの確保など感染予防対策を行いながらの開催となりました。

今回の参加者は、地元「戸花山つつじ桜サポータークラブ」の皆様や長年多くの桜の苗木をご支援頂いている「オーガビッツ🄬」プロジェクトの皆様、そしてベガルタ仙台の「ベガルタチアリーダーズ」の方々総勢30名程でした。

作業の前には、「ベガルタチアリーダーズ」の方のご指導でチアリーディングを基にした健康体操を準備運動代わりに行い外出自粛でなまった体をほぐしてから植樹を開始しました。澄み渡る青空と、この時期としては高い気温で皆さん作業が終了するころには額に汗が輝いていました。

今回は、戸花山を横断する形で建設中の「津波避難道路」沿いへ江戸彼岸桜20本を植樹しました。この桜の花が咲き誇るまでは、まだ多少のお時間がかかりますが山元町は、春にはいちご狩り、秋にはリンゴ狩りが楽しめます。また今年9月には子供たちや近隣住民が津波を逃れ狭い屋根裏部屋で肩を寄せ合い救助を待った中浜小学校が震災遺構として開館しました。

東日本大震災から来年で10年となりますが、機会があれば是非今の山元町の姿を見に来てください。