今年の春植樹のご紹介です。

石巻市の北上川河口に位置する十三浜地区は文字どおり13の浜(集落)で形成されている地域で、わかめや昆布、ホタテなどが生産物が取れ、北上川の葦が美しい地域でした。しかし北上川を遡ってきた東日本大震災の大津波は各浜に甚大な被害をもたらし、多くの方が津波の犠牲となってしまいました。

今現在の十三浜地区は高台移転地は大分整備が進んできましたが、それでも北上川沿いはいまだ護岸工事が行われている状態で、十三浜住民の皆様が心落ち着く環境になるのはまだまだ時間がかかると思われます。

宮城県石巻市北上町相川地区

さくら並木ネットワークはこの十三浜地区とはご縁が深く、2014年3月の追波地区の植樹会を皮切りに、「十三浜桜プロジェクト」と称し各浜(地区)で4回ほど開催しております。

今年春には十三浜最大の高台移転地であるにっこりサンパークの植樹が決定しましたが(4月15日開催予定)、このたび相川地区の「相川地区コミュニティーセンター」の植樹も決定しました。

相川地区コミュニティーセンターはまだ建設中ですが(今年3月完成予定)、相川地区は東日本大震災の大津波により「相川地区生活改善センター」や小学校などが全壊して取り壊されておりますので、待望の相川住民の皆様の交流や催事等の拠点と場となることでしょう。

大津波による甚大な被害に遭いながらも少しずつ未来に向けて歩みを進める相川地区。
さくら並木ネットワークは今春できたばかりの相川地区コミュニティセンターに、相川住民の皆様とともに相川地区の復興と発展を願う桜を植樹するつもりです。

相川地区の皆様の応援をよろしくお願い申し上げます!!