7月22日。さくら並木ネットワークは今年春に植樹した宮城県石巻市牡鹿半島の鮎川浜清崎地区の桜のメンテナンスと銘板付けをしてきました。

宮城県石巻市牡鹿半島・鮎川浜清崎地区

甚大な津波被害にあった牡鹿半島鮎川浜の清崎地区は鮎川湾の見下ろす高台にあり震災前から鮎川浜の福祉拠点として開発されていた地区で、特養老人福祉施設清心苑、牡鹿病院、そして今年初めには公営住宅の入居が始まりました。

さくら並木ネットワークは、この鮎川浜住民が集まりやすい清崎地区に鮎川浜の復興と発展を願って植樹したい。また入居が始まった清崎公営住宅の住民間のコミュニティを深めるイベントとして植樹会をしたいと地域の皆様から要請され、今年4月8日に鮎川浜清崎地区植樹会を開催しました。

鮎川浜清崎地区植樹会の記事
http://sakuranamiki.jpn.org/archives/10247.html

植樹当日は天候にも恵まれ、地域や清崎公営住宅の住民のみならず全国から多くの支援者やボランティアの皆様も清崎地区に駆けつけてくれました。

お年寄りから子供まで一致団結して清崎地区に植樹した桜は44本。植樹会の後は餅つき会も行われ笑顔溢れる植樹会となりました。

22日は銘板をつけながら桜の追肥と草刈りをしました。たびたびお伝えしておりますが牡鹿半島は大変鹿が多く植樹と一緒に防鹿対策をしなければなりませんが、一部の桜は鹿にいたずらされた形跡がありましたがしっかりと対策をしましたので概ね順調。桜が活着するか不安な面が多かった植樹ではありましたが、多くの方の期待が込められた植樹会になりましたのでほっとしています。

もう少しで東北地方も梅雨が明けると思いますが、さくら並木ネットワークは夏が終わるまで銘板をつけながら草刈りや追肥などの夏のメンテナンスをしていきます。

そんな当会の活動の応援をよろしくお願いいたします。

ご協力のお願い

gooddo

現在さくら並木ネットワークは無料支援サイトgooddo(グッドゥ)に参加しております。

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http://gooddo.jp/gd/group/sakuranamiki/?from=fbn0

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夏の桜のメンテナンス活動が始まり大変経費が嵩む時期になっております。ぜひ毎日のクリックでさくら並木ネットワークの応援をよろしくお願い申し上げます。

さくら基金・さくらを守る基金

またさくら並木ネットワークは東北の被災地域に一本でも多く桜植樹するための「桜基金」とともに、さくら並木ネットワークが2012年春から今年春まで植樹してきた約4600本の桜を保全(メンテナンス)作業するための「さくらを守る基金」の募集も開始しております。

自然環境が厳しい東北の桜植樹活動は桜の苗木をただ植樹するだけではまともに育つことが少なく、被災地域の皆様に喜んでもらえるような立派な桜に育てるためには何らかのメンテナンスをしなければなりません。ぜひ「桜基金」とともに「さくらを守る基金」のご協力やご検討もよろしくお願い申し上げます。

「さくらを守る基金」と「桜基金」の申し込みは下記のフォームにて承っております。クレジット決済も可能です。