4月11日月命日になります。
4月11日・12日は、陸前高田市の3か所で植樹を行いました。
陸前高田市竹駒
4月11日午前。陸前高田の竹駒にて五本の慰霊の桜植樹が行われました。
この場所は2011年の津波で数百名という多くの方が流れ着いた場所で地権者の大坂さまが設置した慰霊碑もあります。
寄贈して頂いたのは東京に本拠を置き震災時陸前高田の自動車に給食を出していた会社・amサービスさま。津波によりお一人の従業員の方がなくなり、この竹駒で見つかったそうです。決して探して見つかったわけではないですが、不思議なご縁で結ばれた植樹になりました。
植樹には今回繋いで頂いたのは地元のNPO・桜ライン3.11様にもご参加いただき、植樹作業まで手伝って頂きました。感謝の念に堪えません。伊勢さまありがとうございました。
支柱確保苗の搬入などもずっと懇意にしている地元の造園屋さん小山さまが無料で手伝ってくださいました。様々な想いとご縁により結ばれた植樹とりました。
陸前高田市米崎
4月11日午後は陸前高田でもう一つの桜植樹が行われました。米崎にある民営のパークゴルフ場。
被災跡地を集いの場に、米崎旧館公民館周辺にパークゴルフ場整備(WEB東海新報)
https://tohkaishimpo.com/2016/08/02/121539/
こちらののり面は津波の到達ポイントでもあり、桜ライン3.11さまからのご紹介でゴルフ場を囲むように16本の桜を植樹いたしました。依頼主の金野様はこちらのパークゴルフ場を管理されていて地元のおじさま方の憩の場となっております。
この日の午後は久しぶりにしっかりとした雨が降り、非常に難しいコンディションの中の植樹となりましたが、桜ラインさま地元の方々の協力により無事全て植樹をすることができました。翌日12日には鹿よけネットの設置も行い無事に全ての作業が完了いたしました。
陸前高田市広田
4月12日の午前。陸前高田市広田にて高台移転の記念植樹が行われました。
高台に移転した住民の方々の依頼で昨年秋より計画され、当日は吉田様、砂田様らを始めとする地元のお父さんお母さん方と我々の手により無事4本の桜の植樹が完了いたしました。
こちらの地層は礫層の下に固い灰白色の粘土層がある三陸沿岸特有の地層で、粘土層にそのまま植樹すると根が成長しない為、暗渠をいくつか掘りバーク堆肥と畑の黒土による客土を行い植樹いたしました。
高台を記念に植えた桜を見ていつの日か花見をしたいと言う住民の方々の安寧な日が訪れることを願ってやみません。こちらの寄贈も昨日に続いて陸前高田にご縁のある株式会社エーエムサービス様の寄贈木となっております。
株式会社エーエムサービス様。仙台に引き続き陸前高田での植樹にもご支援・ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。