11月10日。
さくら並木ネットワークは東松島市月浜地区の桜のメンテナンスをしてきましたのでご紹介いたします。

宮城県東松島市月浜地区

東日本大震災により壊滅的な被害を受けた東松島市月浜地区は奥松島とも呼ばれる地域にあります。震災前は波が優しい海水浴場があり、夏になると県内外から人が集まるようなのどかな地区でした。

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さくら並木ネットワークは2014年3月1日に月浜地区に将来住民さんが花見を楽しめるようにと高台移転予定地に8本の桜を植樹しましたが、当時月浜地区のほとんどの住民さん達は仮設住宅生活を余儀なくされていたものでした。

しかし10日に久しぶりに月浜地区を訪れ桜のメンテナンスをしてきましたが、植樹時は造成工事真っ最中だった高台移転地はほぼ完成しておりました。幸いなことに桜も順調に育っており、いつか月浜地区を優しく見守る大きな桜に成長してほしいものです。

さくら並木ネットワークが活動している東日本大震災の被災地域の住民さん達の環境は本当に地域それぞれです。月浜地区のように高台(集団)移転がほぼ完了した地域もあれば、いまだ仮設住宅暮らしを余儀なくされている地域もあります。

そんな東北沿岸部の皆様の環境によってさくら並木ネットワークの桜植樹の意味合いも変わってきたりするものですが、当会はできる限り地域の皆様の心情に沿った桜植樹を提案していくつもりです。

これからも当会の活動へのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。