11月4日。来春の植樹地の決定しましたのでご紹介いたします。

宮城県石巻市荻浜地区

宮城県石巻市荻浜地区は牡鹿半島のちょうど真ん中あたりにある漁業が盛んな地区です。

牡鹿半島の他の地区同様、荻浜も2011年の東日本大震災の大津波により地区のほとんどの住民さんは仮設住宅暮らしか他地域への移転を余儀なくされています。さくら並木ネットワークは荻浜地区とは縁が深く、2014年春の荻浜小学校の植樹を皮切りに(荻浜地区は児童が激減しているためこの年で一旦荻浜小学校は休校になりました)、同年の荻浜中学校。2015年春に荻浜漁港や羽山姫神社に植樹をしています。

そんな荻浜地区ですが少しずつ地区開発が進みつつあり、来年やっと高台移転地が完成にこぎ着けそうです。また津波によって建物がなくなり荻浜中学校にプレハブを建てて業務していた荻浜支所も旧荻浜保育園があった近辺に来年新支所が完成予定で、このたびさくら並木ネットワークはこの新荻浜支所建設予定地に植樹依頼を受けました。ここは公民館も併設されるそうです。

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荻浜高台移転地や新荻浜支所が来年完成したとしても荻浜地区が復興したというにはまだまだ時間がかかるでしょう。それだけ東日本大震災の大津波は被災地域に大きな爪跡を残し、あらゆるものを破壊してしまったのです。

しかし2014年春から荻浜地区とお付き合いしている当会は住民さん達の過酷な仮設住宅暮らしを見ておりますので、高台移転がやっと目途がつきそうだと言われて少しほっとしたのも事実です。

もう一冬越さなければなりませんが、ぜひ来年春先に住民さん達と復興を願った桜植樹をする日を楽しみにしています。

またさくら並木ネットワークの植樹している被災地域は荻浜地区のようなところがたくさんあります。
ぜひご支援とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

NPO法人さくら並木ネットワーク

〇現在さくら並木ネットワークでは荻浜地区のような桜を被災地域に一本でも多く植樹するために桜基金を募集しております。
http://sakuranamiki.jpn.org/support_m
クレジット決済も可能になりました。
植樹時期が近づいておりますので、ぜひご検討のほどよろしくお願い申し上げます。