3月15日。
さくら並木ネットワークは福島県相馬市磯部地区で20本の植樹を行いました。

磯部地区は大変な津波被害が遭った相馬市沿岸部の中でも犠牲者が多い地区です。一番多く人が住んでいた海側の集落は消滅し、もともと高台に住んでいた一部の方以外は今なお仮設住宅暮らしを強いられている方が多くいます。

今回はまず高台に残された住民さんのために台畑防災集合所と蒲庭公会堂の二つの公民館。
そして磯部地区の皆様にとって大切な場所である寄木神社などを植樹させてもらいました。

相馬市磯部地区

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作業に参加してくれたのは磯部地区の住民さん、SNNのボランティア募集に応じてくれた皆様や西本願寺ボランティアセンターのボランティアさん達。
3月15日は素晴らしい天気で植樹日和。
全員で一本ずつ丁寧に桜を植樹していきました。

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また当日ボランティア参加された笠井御一行様は支援者でもあり、寄木神社に町内会長と総代長ともに銘板を設置しました。

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植樹に居合わせた全員がこれからの磯部地区の復興を願わずにはいられない。
そんな日となりました。

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作業をお手伝いしてくれた皆様。
ありがとうございました。

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まだまだ復興したとは言い難い状況にあり、住民さんも落ち着かない日々を過ごしている磯部地区。

さくら並木ネットワークはこれから始まる磯部地区の高台移転の町づくりの一環としての植樹など、住民の皆様の歩みに合わせ、数年計画で磯部地区の皆様とお付き合いするつもりでいます。

そんな磯部地区の皆様に温かいご声援をよろしくお願い申し上げます。