2015年から、地区内に桜植樹を行い福島県南相馬市・小高地区の環境を美化していこうと立ち上がった地元有志団体おだか千本桜プロジェクト。さくら並木ネットワークは小高地区の未来のために奮闘するおだか千本桜プロジェクトの皆様の活動に賛同し、2017年から後援という形で協働しています。

2019年12月9日(日)。第8回の植樹祭が開催されました。さくら並木ネットワークとしては、今年最後の植樹会となりました。

おだか千本桜プロジェクト第8回桜植樹祭

開催地:福島県南相馬市小高区下川原田地区
日 時:令和元年12月9日(日)10:00~

小高川沿いの河口近くの250mにわたる植樹地は、以前は住宅があった場所でしたが東日本大震災の津波の被害で現在は数件を残し更地となった所です。

12月9日に行われた植樹際には総勢86名の方が参加して、120本(おだか千本桜プロジェクトプロジェクト発表)の河津桜が植樹されました。さくら並木ネットワークとしては104本の桜を支援いたしました。(他16本を昨年の植樹の植え替え用として提供)。

当会の活動に長年にわたりご協力をいただいている、アトリエ・エビス様提供の記念碑も佐藤会長が育てていた6年物の成木のシンボルツリーの横に建てられて披露されました。

当日は桜の植樹と共に、岐阜種苗株式会社様よりご支援頂いたチューリップ等の球根も植えられ、一部は参加者の方々に配布されました。

当日は曇り時々晴れで冷たい風の吹く中、小さな子供さんからご年配の方まで多くの方が参加され南相馬市長や国会議員の方も挨拶だけではなく最後まで参加されてました。

今回の植樹でおだか千本桜プロジェクトがこれまでに植えられた桜が800本程になるそうで、来年には目標の1000本に達する見込みだそうですが、その後もできる限り植樹を続けていきたいと佐藤会長はお話しされていました。但し今後は植えた桜のメンテナンスが重要であり、その費用の捻出が大きな課題となっているとのことでした。

当会では、引き続き「おだか千本桜プロジェクト」と共に桜の植樹活動を行う予定です。
しかし、東日本大震災の記憶の風化と共に、厳しい状況となっております。

さくらを守る基金」「桜基金」で、ご支援・ご協力をいただけましたら幸いです。

何卒宜しくお願いいたします。