2月17日。
2019年春のさくら並木ネットワークの植樹会が始まりました。

宮城県石巻市牡鹿半島福貴浦地区

2019年春。最初の植樹会は宮城県石巻市牡鹿半島福貴浦地区でした。

福貴浦は自然豊かな牡鹿半島の中部にあり、山と海を一望できる南向きの昔からカキの養殖が盛んな美しい漁港を持つ地域です。東日本大震災の大津波はそんな福貴浦を襲いました。漁師は震災前の30人から18人に減りましたが、住民の方達はカキやワカメの養殖作業で忙しい日々を過ごされている方が多いところです。

お昼は、住民の方達が30名。そして東京から当団体が長年お付き合いしているオーガビッツ・プロジェクト様50名ご参加され、福貴浦漁港で餅つき大会。

餅つきはオーガビッツ・プロジェクト様ご支援。また前日とれた牡蠣で、福貴浦女性部の方達が美味しい牡蠣汁を作ってくれました。2月中旬のとても肌寒い天気の下、福貴浦漁港温かい友情の場となりました。

住民の皆様。
そしてオーガビッツ・プロジェクト様。
ご馳走様でした!

お腹いっぱいになった午後は福貴浦小田浜団地にて植樹会を開催。

オーガビッツ・プロジェクト様ご支援のシンボルツリーと植樹記念石柱をお披露目。文言は「福貴浦 希望の桜」と刻まれました。

そして植樹開始となりますが、この福貴浦植樹会には素敵なゲストが。それは仙台を拠点に活動するロックバンド「MONKEY MAJIK」!!

昨年3月の小網倉浜高台移転地に続き、二回目の当団体の植樹会参加となりました。昨年植樹をしているため、メンバーの作業も慣れたもの(笑)ありがとうございました!!

最後にMONKEY MAJIKのメンバーも含め、参加者全員で力を合わせ団地内横の斜面部と入口に32本の桜の苗木を植樹。牡鹿半島は桜の天敵である二ホンシカが多く、鹿対策込みの植樹となりました。

被災されご苦労して高台移転をしてきた住民の方達に安らぎを与える桜に成長してほしいと思います。

追記
福貴浦地区には三つの団地があり、16日は福貴浦土手団地14本と福貴屋敷団地に3本の桜を住民の方達ととに植樹しました。